ゲーム開発から学ぶコンセプトを共有する4つのポイント

Demiurge StudiosでデベロッパをしているEddie Scholtzさんが書いたゲーム開発を始める際の心がけが話題に上がっていました。EddieさんはShoot Many Robots、Borderlands、Rock Band Country Track Pack、Rock Band Metal Track Pack、Godfather 2などの開発に携わったそうです。
そんなEddieさんによると最初に大事なのは下記のポイント。
- そのゲームが面白そうに見えるかどうかのフィードバックをなるべく早く得る
大量の開発費をリスキーなアイデアに費やすなら、コンセプトビデオを公開して反応を見てみる。 - 開発チームに確かなビジョンを伝える
ドキュメントを読んだだけでは開発者はそれぞれ異なるイメージを抱くかもしれない。 - 詳細を早く伝える
100ページもあるドキュメントよりも数分の動画が効果的 - 説明が難しい機能はイラストを書いて説明してみる
誰も実現しなかったアイデアは説明しづらい
エントリには実際にヒットしたゲームのコンセプトビデオの実例が示されていました。ゲームという事でやや特殊ではありますが、リッチなアプリケーションのコンセプトを伝えるのには動画を使うというのはいいアイデアかもしれませんね。特にユーザーインターフェースについては言葉や文章でうまく説明できなかったり、スライドではどうもイメージが伝わらないという経験には心当たりがありませんか?この例に学ぶなら動画というのが1つの処方箋になりそうです。
ヒットしたゲームのコンセプトビデオの例
http://www.youtube.com/watch?v=T8QI78cOQqs&feature=player_embedded
via:http://www.eddiescholtz.com/entry/starting-a-game
ギークの瞑想

ギークにとって分かりやすい瞑想の導入をネタにした漫画が話題になっていました。
「さぁ心の中のブラウザのキャッシュをクリアして・・・」
「次に履歴を消しましょう・・・」
「次にblankページを表示します」
なんだかとてもリラックスできそう?ですね。
via:http://www.geekculture.com/joyoftech/joyarchives/1547b.html
iPadに足りない大事な機能、Twitter新機能、Windows8 – drikin.tv 第23回

エッジの効いたネタをテンポのいい会話で楽しめるdrikin.tvの先週の放送のまとめです。今回のネタは下記の通りでした。
- Chrome Bookが発売前に手に入るというメールを受信して@drikinさんが悩んだ話
- Twitterでエンジニアをしている@niwさんによるTwitterの新機能の解説について
- SMSの相互接続とSkype経由でのSMSのトホホ話
- SlingBoxとまどかマギカ話
- Google +1ボタン
- WWDC直前情報(iPadに足りない大事な機能、新機能予想)
- Windows8のデモについてのインプレッション
放送で参照していたWindows8の動画
http://www.youtube.com/watch?v=p92QfWOw88I
既に知っているニュースでも知らないニュースでも出演者の方々の鋭い分析とテンポのいい会話で楽しく見れるのでとてもおすすめです!だいたい毎週末に生放送もしていますのちょっと時間があるなぁなんて方はぜひチェックしてみてください!
Githubがコード共有プラットフォームを制圧

開発者にとってある意味最も重要なコミュニティに成長したgithubですがその成長を裏付ける数字がGithubの公式ブログのエントリで紹介されていました。このスライドはRedmonkのStephen O’Grady氏が発表の一部でその他の有力なコード共有プラットフォームを大幅にコミット回数でGithubが超越した事実が示されています。その数、なんとSourceForgeの2倍!元の発表資料を見ると他にも面白い視点のチャートが掲載されています。
プラットフォーム別の使用言語ランキング

なんとなくイメージに合う結果です。GithubはRuby、SourceForgeはC++、GoogleCodeはJava、CodePlexはC#とトップの言語が見事に違っています。自分のコードを公開して多くの人の目に触れてほしいのであれば、やはりその言語でよく利用されているプラットフォームを使うのが良いでしょうね。
プログラミング言語別のコミット数

こちらはおそらく累積の数字になりますが、C、C++、Javaといった静的な言語のコミット量に動的な言語が追い付きつつあるのがわかりますね。時代と共にプラットフォームと言語が移り変わっているのがわかりますね。
via:https://github.com/blog/865-github-dominates-the-forges
アメリカのプログラマの給料はどれくらい?

給料というのは興味深い話題ですが、「君の給料はいくら?」と聞く訳にもいかない話題ですね。カナダ出身のプログラマ、Derek Thurnさんがブログで大手インターネット企業の給料の額について言及していました。(日本円は執筆時にGoogleで変換したレート)
- Google
マウンテンビューやその他の幾つかの大きな米国のオフィスでは年間10万ドルほど。勤務地によって変動する。またボーナスは4万5千ドル以上になる。(合計1,163万円) - Amazon
8万7千ドルぐらい。大抵の場合4年以上すると5万ドルほどの株が付与される。(698万円) - Microsoft
平均で9万ドルくらい。悪くても8万ドルくらいらしい。4年以上すると5万ドルほどの株が付与される(722万円) - Facebook
8万5千ドルから9万ドルくらい。株については複雑だが、4年以上すると20万ドル相当の株が付与されているのではないか。(722万円)

また別のサイトの統計を見てみると、レベルに応じて異なるものの5万ドルから10万ドルくらいまでの幅になっているようです。あくまで統計から読み取った値ですが最低ラインは401万円からという事になりますね。現在が円高傾向という事も合わせて考える必要がありますが、気になる数字ですね。なお最初の記事の著者の方はFacebookやAmazonでインターンをした経験があるという事なので信憑性の高い情報だと言えるのではないでしょうか。
via:http://www.thurn.ca/the_programmer_salary_taboo
インターネットは女子禁制なのか
インターネットとギークの世界といえば若干男臭いのが通例ですが、実際の所はどうなのでしょうか。Royal Pingdomに英語のテックブログのビジターの男女比率のデータが出ていました。

これによるとslashdotはほぼ9割が男性とかなりの男性率。逆にMashableやTechCrunchは比較的女性が多いようです。(といっても過半数は男性ですが)これらのテックブログを見る際はこの辺りの比率も頭に入れて読むと記事の狙いが分かりやすいかもしれませんね。
via:http://royal.pingdom.com/2011/05/31/online-tech-dominated-by-men/
先週のA-Listersまとめ #5

Photo by Lan Bui
6月も2週目に入りました。先週公開された11本の記事を駆け足でご紹介してみます。
美しすぎるギークと行くEngine Yardのオフィス
先週一番人気の記事はこちら。Engine Yard、注目されているなあ…と思いきや、アンケートの結果やツイートのコメントを見ると実はみなさんのツボはそこではなかったのかもと思わせられました。

ベロニカのドヤ顔、大人気。
世界のIT業界で活躍する人たちをもっと身近に感じさせてくれる彼女のインタビューですが、日本でもじわじわと認知されてきたようです。
ベロニカのいきいきとした表情を見ていると、彼女が面白いと思っているものに対しても興味が湧いてきて、英語の動画でもそんなに苦労せず最後まで視聴できるという効果も期待できますよ。見逃した人はぜひ動画も見てみてください。
2万5千行のpull requestが話題
次に注目された記事はこちら。こちらも、pull requestの量に言及したメインのニュースに加え、32個のJavaScriptライブラリを挙げたリストに対する「こんなにあったんだ」という反応が数多くありました。
JQuery使ってる?というアンケートには、100%の方が「はい」と答えるという結果となりました。
良いデベロッパになる為の13のTIPS
みんな大好きTIPSリスト。ハンガリーでも開発者は似たような事を考えているんだなと共感を持つことができた記事でした。
Twitter のコメントを見ると「人生を大事にする」「間違った時は考え方を変えるチャンス」などなど人によってそれぞれ刺さったポイントの項目は違ったようでしたが、こんなひとこともありました。
仕事をうまくやっていくためのTIPSは世の中にたくさん溢れていますが、いろんな場所、立場、職業の人に共通する考え方を知って経験と照らし合わせることで自分なりのコツを確立していける気がします。
その他の記事
さらに、「5行のコードに7倍の免責事項」、「デザイナーがスタートアップで生き抜くための5つのスキル」といった記事にもアクセスが集まっていました。その他、見逃した記事で気になるものがあったらチェックしてみてください。
良いデベロッパになる為の13のTIPS
読みやすいTIPSのリストが話題になるのは洋の東西を問わず見られる現象です。ハンガリーのブタペストのデベロッパ、Csaba Okronaさんが書いた記事が話題になっていました。さっそくその項目を見てみましょう。
- レッスン1 全体像を理解せよ
コーディング作業だけに囚われず、ビジネスやプロジェクト等の面からも理解する。 - レッスン2 自分の時間を確保せよ
残業や早出は結局バグを招く。スピードは良いデザインと正しいアーキテクチャから生まれる。 - レッスン3 間違った時は考え方を変えるチャンス
既存の技術で問題が遅くなってきたような場合は新しい技術へ移行する。ただし既存の技術がうまく行っている場合にただトレンドを追ったりはしない - レッスン4 脳を鍛え続けろ
日々のタスク以外の鍛錬を行え。コードゴルフなどはよい例 - レッスン5 人生を大事にする
特に重要。残業が続けば燃え尽きるのも早い。 - レッスン6 集中
マルチタスクを避け、1つの事に集中する。 - レッスン7 自己を貫け
一度や二度の失敗でくじけずに失敗から学ぶ。ずっとうまく行かないならば別の方法を考える機会(レッスン3) - レッスン8 計測せよ
推測だけで方法を決めずにベンチマークなどをとって判断する。人間の感覚は当てにならない - レッスン9 コードのパフォーマンスだけに拘らない
550ミリ秒を500ミリ秒に短縮してもユーザーには分からない - レッスン10 機能を落とす事も考える
どうしても期日に間に合わない場合は必要性が低い部分を切り落として後に回す事もできる。実際この業界では良くある事だ。 - レッスン11 コーディングスタンダードを守れ
たとえチームで開発をしてなくてもコードに一貫性を持たせろ - レッスン12 テストせよ
テストも仕事の一部。テスト用の環境やツールを使えるようにしておく - レッスン13 ユーザビリティ
ユーザーインターフェースを開発する時は常にユーザーの利便性を頭に置く。
Csabaさんの10年の経験の中で感じた経験則だそうですが、とても自然なリストですね。今年現場に入ったような新人のエンジニアにあなたが伝えたいと思う事とかなり共通する部分もあるのでは?遠くハンガリーの地でもこんな事を考えている人(ちなみに漫画好きで仏教徒らしい)が居ると思うのも面白いなと思います。あなたが自分の経験から伝えたい事はなんですか?
ニューヨークがシリコンバレーになれない理由(cc: ブルームバーグ市長)

NYC Mayor Mike Bloomberg and NYC Chief Digital Officer Rachel Sterne.
May 16, 2011 (Photo Credit: Spencer T Tucker)
Ajay Chainani のブログ @ajayjapan’s blog で以下のような持論を展開します。
New York 市の IT業界ではいろんなことが起こってるよ:
- たくさんの有望なスタートアップ(foursquare, tumblr, groupme… などなど)
- 多様な産業(そして技術への投資をしている)
- 才能が集まっている(一番エキサイティングなところ)
- お金を持ってる投資家(明らか)
同じ IT業界で働く者として Silicon Valley への賞賛はあるのだけれど、なぜ Silicon Valley の成功モデルを New York 市は繰り返せないのかを考えていた。そして一番大きな理由を思いついた。それは法律。
例えばスタートアップで働いてて、週末のサイドプロジェクトをやってるとするよね。そのときに書いたコードは(会社との契約に明晰な合意がない場合)誰のもの?
カリフォルニアでは自分のもの。ニューヨークでは自分のものではない、会社が所有。
原文では、スタートアップのコミュニティフォーラムでのディスカッションを引用しつつ、賛成するなら tweet してね、とまとめています。コメント欄ではニューヨーク州知事を名乗る人が法律を指摘していたりもするので原文にもあたってみてください。
New York 市は伝統的に金融と広告業界が強い街なので、才能のあるプログラマはそのどちらかに吸い取られている、というのを前によく聞いていたように思います。でも最近では New York 市をあげて foursquare や tumblr のプロモーションをしていたり、それとは全く別に、Gap の広告に foursquare の founder 2人が登場していたり、New York Magazine がスタートアップの特集をしたり、Tumblr の CEO が David Karp もメディアに引っ張りだこだったりします。本論に関しては僕自身はやや疑問だなと思いますが、 IT 業界に関しては Ajay の指摘するように、実際盛り上がりつつあると思います。
via Why NYC is not Palo Alto cc: @MikeBloomberg
1日1つ、スタートアップ向けの書籍から印象的なフレーズを紹介するThe Startup Daily
The Startup Dailyというサイトでは、起業家やスタートアップ向けの書籍から、1日1つ印象的なフレーズを紹介しています。これまでに取り上げられている書籍は、
- REWORK(邦訳:小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則)
- Behind the Cloud(邦訳:クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語)
- The Presentation Secrets of Steve Jobs(邦訳:スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン)
などなど。
簡潔だけど力強い言葉が多いので、仕事に煮詰まった時にアクセスしてみてはいかがでしょうか。



