デザイナーがスタートアップで生き抜くための5つのスキル
シアトルを拠点とするデザイナーのブログ Style Jam はスタートアップで必須となるデザイナーのスキルを5つ挙げています。
- 情報アーキテクチャ (IA)
IA とはユーザにとってわかりやすい情報の秩序を作り出すこと。デザイナーは積極的に情報の発見しやすさを改善することが出来るべきであり、するべき。 - ユーザーエクスペリエンスデザイン (UX)
UX とはユーザの製品(あるいは製品のデザイン)への愛着を作り出す能力。スタートアップの成功は口コミやバイラル効果に依るところが大きいので、あなたの製品がよりユーザに気に入ってもらえることは非常に重要。 - ユーザビリティ
ユーザビリティは、デザイナーがアプリの使い方を学ぶプロセスを改善できるところ。スタートアップのビジネスモデルはユーザに便利さを提供すること。特にスタートアップでは、ユーザビリティが時とともに改善されることがとても重要。それにユーザビリティを知っていることは、新機能を追加する際に非常に有用。 - JavaScript
ここにあるのがちょっと変な感じがすると思うけれど、スタートアップのデザイナーは、インターフェイスの実験や変更を他の誰かに頼ることが出来ない。それが多くのスタートアップの募集要項でマストなスキルである理由。もしインターフェイスを素早く作り上げ、改善することが自身で出来ないなら、開発のボトルネックとなる。 - データ駆動な考え方
最後に一番重要なスキルは、データ駆動な考え方。これがなければ他に挙げたスキルは全く意味をなさない。成功する UX や IA を予言する方法なんてないので、データを見てテストを繰り返し繰り返し繰り返し続けることが必要。
先々週にあった売れっ子フロントエンドの話ともやや重なりますし、僕自身のスタートアップ経験からしても非常に納得がいきます。特にプログラムの出来ないデザイナーはスタートアップでは嫌われやすいです。というか小さなチームではマルチなスキルを要求されるし、同じ開発者として対等に理解して議論できる必要があるんですよね。
原文では5つのスキルに対応した参考になる本などが挙げてあるので是非読んでみてください。
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