Posts Tagged ‘統計’
韓国はAndroid天国らしい
Nexus7の発売が話題になっており、引き続き活発なAndroidについて気になる統計がRoyal Pingdomに掲載されていました。記事によるとモバイルのウェブ閲覧の28.21%がAndroidによって行われ、これはiOSの24.48%を上回っています。
国ごとの数字でみるとなんと韓国ではモバイルウェブの87.2%がAndroidからの閲覧という事で圧倒的です。次いでミャンマーでは84.5%、台湾では70.6%ということで高いシェアを持っています。韓国がサムソンのお膝元であるから驚きには値しないとしつつも、驚異的であると記事では締めくくっています。
via:http://royal.pingdom.com/2012/09/06/south-korea-android-heaven/
GitHub全体のサマリのレポートサイト – Octoboard
開発者にとって最重要なサービスになりつつあるGitHubの日々の状況を一覧できるサイトが登場しました。その名もOctoboard。日々のコミットやフォーク、プルリクエストの量が平均より多いかどうかなどをリポートしています。
これによると一日あたり10万以上のアクティビティがあり、5000近いリポジトリが作成され、3000以上のIDが登録されているようです。GitHubの規模感を説明する際などに便利な資料になりそうです。
IRCをまだ使っていますか?
インターネットユーザやハッカーの為のチャットツールとして長年親しまれてきたIRCのユーザ数が減少してきているという記事がRoyal Pingdomに掲載されていました。2003年と比較して実に60%も指標が減少し、多くのユーザは他のさまざまなソーシャルメディアなどに流入していると考えられます。
記事ではIRCの作者であるフィンランド人で現在はグーグルに努めているJarkko Oikarinen氏へのインタビューも行われています。彼は企業がユーザーのプロフィールなどを自身のサービスの内側に留めるようになった流れなどについて指摘した上でこの状況を変えるような開発者の出現を期待する旨のコメントをしています。
“It does not necessarily require a large team to make significant progress. Just one person can make a huge difference,” Oikarinen says.
“大きな進歩を生むのは大きなチームとは限らない。たった1人の個人でも大きな変化を起こすことが出来る”
3Dバーチャルワールドやマルチメディアなどのなんらかの大きな変化をIRCにもたらす開発者の出現を彼は期待しているようです。
IRCの利用のシーン自体は小さくなっていますが、IRCがすぐに無くなってしまうとは考えれない(there’s no reason to think that IRC will disappear anytime soon)ともあり、全体が減少している中で順調にユーザが増えているfreenodeの状況なども示されています。元記事にはIRCノードの運営者の意見(DOS攻撃の問題やwarez文化、ソーシャルメディア)が挙げられています。今後、IRCがどういう技術になっていくのかを考えてみるのも面白いかもしれません。
via:http://royal.pingdom.com/2012/04/24/irc-is-dead-long-live-irc/
ブログのコメントシステムの速度比較
ブログを運営する上でユーザーとのコミュニケーションに欠かせないのがコメント欄。Pingdomで主要なコメントシステムのベンチマークが公表されていました。対象となったのはWordPressのコメントシステムとDisqus、Facebook、IntenseDebate、LiveFyreそれぞれの外部のコメントシステムです。
詳細な結果は元記事を見ていただくとして、リクエスト数やファイルサイズ、ローディングスピードなどの各方面の比較の結果やはりWordPress組み込みのコメントが一番速かったようです。とはいえその差はあまり大きなものではないようです。その他にも埋め込み型のブログパーツの動作などが気になった場合は同じような観点からのテストをしてみるのもいいかもしれません。
via:Testing the speed of comment systems for blogs | Royal Pingdom
インターネットの接続速度No1は韓国、普及率No1はアイスランド
「DVDを38分でダウンロードできるようになりたいですか?」という書き出しでインターネットの接続速度の統計がpingdomで公開されていました。これによると1位の韓国は16.7Mbpsでぶっちぎりのトップ。香港、日本、オランダ、ラトビアと続きます。なお接続速度の国際平均は2.7Mbpsとのこと。
また記事内では別の観点の資料としてworldbankのサイトに掲載されているインターネットの普及率も紹介しています。これによると100人あたりのインターネットユーザーは95.8でアイスランドがトップ。ノルウェー、ルクセンブルグ、オランダ、スウェーデンと続きます。韓国は82.5%で11位、日本は79.4%で19位です。
ということでアイスランド向けのウェブサービスを作ると普及率がスゴイ事になるのかもしれません。
ChromeとFirefoxの自動アップデートの効率比較
頻繁なバージョンアップと自動アップデートを採用しているChromeとFirefoxですが、どうやらFirefoxの自動アップデートはあまりうまくいっていないのではと言われています。Royal Pingdomでは複数の図表を使ってこの現象を解説しています。
状況の比較
この図はブラウザシェアをバージョン毎に細分化したもので、Firefox4から頻繁なリリースに移行した事が一目で分かります。これだけ見るとわりとうまくいっているようにも見えます。同じ期間のChromeの状況を見てみましょう。
この図でもユーザーが速やかにブラウザをアップデートしている事が見て取れます。またChromeの場合はバージョン毎にユーザー数が増加している事もわかります。ですがこの記事の主題はユーザーの増加ではなくアップデートの効率という事でさらに異なる尺度からの分析が続きます。
ユーザーへのリーチ率
マーケットのシェアは外部要因に左右されてしまう為、ブラウザ毎の数値を分離しまた自動アップデートが使えるFirefox5以降を対象にした図表を元記事では示しています。この数字が下がっていれば、自動アップデートがあるにも関わらずユーザーが古いバージョンを使っているという事になります。
まずはChromeの場合。新しいバージョンが以前のバージョンをすぐに置き換えている事がわかります。各バージョンが約90%のユーザーにリーチしていてとても効率的です。
Firefoxの場合、どうやら以前のバージョンでのアップデート率に及ばないという状況が続いています。この理由については反響として「プラグインがクラッシュするので自動アップデートを無効にしている」という声が複数寄せられたそうです。元記事ではMozillaがこの状況を好転させる事に期待を寄せつつ、Googleのアップデートプロセスが非常に成功している事に賛辞を寄せています。
via:http://royal.pingdom.com/2011/12/06/comparing-chrome-and-firefox-automated-updates-study/
あの名機の価格を現在の物価に換算したら?
激動の2011年ももうすぐ終わり。今年も多くのガジェットが発売され、そのうちのいくつかを皆さんもお買い求めになったと思います。新製品で気になるのが価格ですが、歴史上の名機達が発売された当時の価格を現在の物価に換算したリストがRoyal Pingdomで記事になっていました。隔世の感のあるリストは下記のとおり。
IBM PC
現在のPCのアーキテクチャに繋がる元祖IBM PCは1981年に発売されました。当時の価格、$1,565(12万2208円)は現在の物価だと$3,898(30万4388円)に相当するそうです。
Apple iPod
5GBの容量とFireWireのみの接続で発表された初代iPod。2001年当時の価格、$399は現在の物価だと$510に相当。
JVC HR-3300(VHSビデオデッキ)
VHSテープを利用する最初のビデオデッキは1976年に発売されました。当時の価格、 $1,400(10万9323円)は現在の物価だと$5,571(43万5030円)に相当。
Apple II
アップルの最初のヒット製品、Apple IIは1977年から生産が開始されました。当時の価格、$1,298(10万1358円)は現在の$4,816(37万6073円)に相当。
どの製品も現在の物価になおすとかなり高額ですね。物価の変動と技術の進歩のおかげで現在の私たちはお手頃な価格で製品を入手できるようになったんですね。
それぞれのガジェットの画像やその他の名機の価格などについては元記事でどうぞ。
via:http://royal.pingdom.com/2011/12/09/what-would-they-cost-today-10-classic-pieces-of-tech-history-at-todays-prices
最も使われているブラウザはIE8
ホットな統計情報を報じているPingdomからブラウザのシェアに関する統計が報じられていました。
結果は(残念ながら?)IE8がトップ、続いてFirefox4,Chrome11という結果に。またこうやってみるとSafariは少ないですね。またIE9も上がって来ている事やFirefoxの中で最も使われているのはすでに4になっているといった事実についても分析がされていました。
元のサイトにはブラウザ別の統計の数値も掲載されていますのでご覧になってみてください。
via:http://royal.pingdom.com/2011/06/17/report-the-most-common-web-browsers-and-browser-versions-today/
Debianのアクティブな開発者率国別ランキング
人気のLinuxディストリビューションの1つ、Debianのアクティブな開発者の割合(総数ではない)を国別にランキングした統計が話題になっていました。日本ではCentOSのリリース延期が話題になる事が多いですがDebianの状況はどうなっているんでしょうか。
詳細はリンク先を見て頂くとして、ざっと見てみます。1位フィンランド、2位スイス、3位マルティニーク、4位ノルウェー、5位ニュージーランド。これらの国々のDebianの開発者は活発、つまり熱い!ということですね。なお日本は33人がアクティブで29位でした。アメリカは162人がアクティブで25位。各国のアクティブな開発者の総合計は896人とのこと。
他のディストリビューションの状況も見てみない事にはなんとも言えませんが、Debianについて何かを迷っている方には判断材料のひとつになるのではないでしょうか。
via:http://www.perrier.eu.org/weblog/2011/06/12#devel-countries-201106-3
iPhoneで多用されている暗証番号
個人情報がたっぷり詰まったiPhoneにはパスコードをかけていると思いますが、4桁の数字ということでバリエーションが気になります。20万件の調査結果から調べた良く使われているパスコードは下記のとおり。
連番や連続した数字、西暦、アルファベット打ちでのLOVEなどがよく使われているようですね。特にトップの「1234』については全体の15パーセントを占めるということで大変な割合です。
また各桁に使われる数字の頻度を示したヒートマップも掲載されていました。
1桁目に占める1が突出しているのは、「1234」と西暦の影響ですかね。以上を念頭に置いておくと安全な暗証番号を考えるヒントになりそうです。
via:http://amitay.us/blog/files/most_common_iphone_passcodes.php