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参加費10万円、説明は一切無しのイベントチケットが好評発売中

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参加費用999ユーロ(約10万円)、2泊3日、日時以外の詳細は一切不明のイベントのチケットをあなたなら買いますか?このFunConfは今年で3回目を迎える異色のカンファレンスです。割り切った作りのサイトは実際に見てもらうのが一番として、このカンファレンスの特徴は会場がユニークな事です。第一回は走行中の貸切バス、第二回は城とかなりぶっ飛んでいます。このカンファレンスのクチコミはなかなか温度が高く、筆者も海外のゲストからこのカンファレンスをお勧めされた事が3回ほどあります。

たとえばこのAndrei Zmievski氏はDiggやYahooといったサービスのエンジニアだった事があり、なおかつPHPのテンプレートエンジン、Smartyの元作者であり、お蔵入りになったPHP6の中心人物でした。(しかもTwitterのアカウントが”a”の一文字)また運営しているPaul & EamoのEamon氏はPHPのPaaSサービスのOrchestra.ioのファウンダーでCoderDojoの発起人のJames Whelton氏の友人です。

他の参加者やスピーカーも豪華な顔ぶれである事が予想されますが、真相は参加しないとわからないようです。。。気になりますね。

追記
あまりに謎が多いとの反響があったので画像を検索してみるとやはりすごいです。

Funconf rest stop

2010年のFunConf (バスの車内で開催)

IMG_1199

2011年のFunConf (城とデロリアン)

Written by yandod

2012/05/23 at 11:12

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CoderDojo Tokyo #1 と創始者ジェームズ・ウェルトン氏来日のまとめ

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このサイトでも何度取り上げてきた子供たちにプログラミングを教える国際的「道場」の CoderDojo。国内ではこれまでにも CoderDojo Tokyo #0#0.5 として何度か開催されており、日曜日にはアジア初の正式開催となる「CoderDojo Tokyo #1」が新宿の東洋美術学校にて行われていました。そのレポートがブログや Togetter に上がっています。

CoderDojo おとなの部

CoderDojo バージョンの Octocat、DojoCat と CoderDojo Tokyo ロゴ。

また、その翌日には下北沢オープンソース Cafe にて CoderDojo 創始者の一人であるジェームズ・ウェルトン(@jwhelton)氏がプロジェクトについての説明や質疑応答を行いました。Ustream での録画もありますが、以下、日本語でご紹介します。

CoderDojo Tokyo 開催までの経緯

  • 以前から息子さんと Scratch などでのゲーム開発をやっていた石原さん(@jishiha)と、当サイトに載っていた記事を見て興味を持った OSSCafe の河村さん(@cognitom)が「東京でもやりましょう!」ということになり、#0 と #0.5 を企画・開催。
  • 東洋美術学校の中込さん(@daisukenakagome)が同じタイミングでジェームズに連絡をしていたことも重なり、東京で3回目の「道場」として日曜日のイベントを開催。13人の子供に加え、サポートや保護者・見学者として大人も多数参加し、創始者のジェームズもアイルランドから来日。
  • CoderDojo Tokyo #1 では Scratch、HTML、Squeak Smalltalk の3ストリーム体制。CodecademyJavaScript HTML レッスンも使われた。
CoderDojo おとなの部

「CoderDojo おとなの部」でのジェームズと石原さん。

CoderDojo の起源と成長

(一部、CoderDojo のサイトからの説明も加えています)

  • もともとプログラミングを独学で勉強していたジェームズが iPod Nano で動画やゲームが使えるようにしたハックで注目を得たのがきっかけで、当時通っていた PBC コーク高校の友人などにコーディングを教え始めた。これが、2011年の初めごろ。
  • その後、起業家・慈善事業家であるビル・リャオに出会い、2011年6月、初の「CoderDojo」をアイルランド、コークのナショナル・ソフトウェア・センターにて開催。大きな成功を収める。
  • 全世界には70以上、アイルランドの首都ダブリンだけでもすでに23の道場があり、毎週のように各地でイベントが開かれている。すでに200人の子供が空席待ち中とか。
  • 今後はコミュニティサイトその他のインフラを整え、Dojo を開きたい人が楽によりよいリソースを手に入れられるようにするための活動にも力を入れていきたいとのこと。

ジェームズのビジョンと姿勢

「高校生の時は勉強もスポーツもできなかったし、ギターもうまく弾けない、でもコーディングが好きだった」というジェームズは若干19歳。学校ではコンピューターのクラスもなかったし、自分で試行錯誤しながら学んできたので、教えてほしいという若者がいたら手を貸してあげたいと思ったとのこと。

生徒のリピート率は全体で7−8割という高い数値だそうですが「また来たい、と自ら思わない子はそれでもいい。学校でパソコンのクラスがあれば落第しない程度の貢献ができたかもしれないし」とも言っていました。そんな彼だからこそ、押し付けがましくなく子供たちの興味をうまく伸ばしてあげる CoderDojo のスタイルができあがったのだろうと納得させられました。運営方法のコツなどは、@yasulab さんの「僕が見聞きしたCoderDojoの運営ノウハウ」という記事にまとめられています。他人に何かを教えてそれをさらに広範囲に共有していくための大事なポイントが要約されているので、IT系勉強会に限らず役に立つ内容ですね。

関連リンクなど

次回は5月13日に「CoderDojo Tokyoのメンターが集まって、これからの作戦会議をしようというイベント」が下北沢にて予定されているようです他の地域でやってみたい!という方の相談も受け付けているそうですので、興味がある方は Facebook ページからメッセージを送ってみてはいかがでしょうか?


 

Written by Naoko Takano

2012/05/09 at 11:53

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23人のキッズがプログラミングに熱中したCoderDojo

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子供にプログラミングの楽しさを伝える場所があったら素晴らしい場所になる。その証拠といってもいいような写真と記事がgithubのブログにアップされていました。githubでは先日紹介した、子供向けのプログラミングイベントCoderDojoという活動に参加しその最初のイベントが先週末に開催され大盛況だったようです。


23人の子供とたくさんの親、12人のメンターで満員の会場。(※そして脅威のMac率)最初の1時間はHTMLについての内容で子供たちはタグがどのように動くのかを学び、自分自身についてのウェブサイトや2匹のセイウチの写真、Minecraft、脅威の数の忍者軍団についてのページを作成しました。


10分間のランチ休憩(短い!)の後はGame Makerを使ったセッションに移り、メンター達もレッスンの間にソフトウェアの動きを理解するという興味深い進行になりました。ゲームの作成は子供たちにとってもお気に入りだったようで、キーを押すとパックマンがその方向に動くというコードを1方向分を教えただけで残りの3方向をメンターの助けをあまり借りずに書くことができたようです。
最終的にはパックマンを操作してゴーストを食べるというゲームが完成しあっという間の2時間のセッションが終了。終了の際には子供たちもメンターも親も口を揃えてあっという間に終わってしまった楽しい時間を惜しんでいたようです。


「メンターの人がたくさんいて、手を上げればすぐに教えてもらえた」という感想が多かったそうで、メンターや親のサポート体制が行き届いていた事が結果に現れたようです。次回のセッションは3月末に開催され、その後は毎週土曜日の開催になる予定のようです。

元の記事のコメント欄も賞賛のコメントや「Scratchを使ったら?」「Octopintを発見」といったコメントがついていて楽しい雰囲気になっています。日本でもScratchを使った子供向けのイベントを企画している方もいるようですので、このCoderDojoの日本版を見れる日も近いかもしれません。

TechCrunchにも載っていました!
CoderDojoがGitHubと提携して子どもたちのプログラミング独学を支援

via:Our First GitHub CoderDojo Session – GitHub

Written by yandod

2012/03/01 at 11:55