テック系カンファレンスで良いWiFi環境を作る方法
テクノロジー系のカンファレンスに参加するとWiFiのネットワーク名とパスワードをアナウンスするという光景は最近はどこの世界でも見かける光景です。グーグルのJavaScriptハッカー、Malte UblさんがJSConfでのネットワーク環境を快適にする為に注意した点をまとめたエントリが話題になっていました。
- 0.基本 WiFi環境を担当する人を決める。
- 1.何も信用しない 会場を予約して「WiFiは大丈夫」と言われても嘘だと思って詳細を確認する。
- 2.参加者の数とデバイスの数 1人あたり2.3のデバイスとして計算する。(iPad以降の数字)
- 3.知らない会場 臨時の設備 事前のテストが難しくなるが、それでもできる範囲でテストすべき。
- 4.帯域 参加者独りあたり上り下りともに100kビットとして計算する。
- 5.チャンネル毎の帯域 1チャンネル毎に有効な帯域は20Mビット、WiFiは11チャンネル。つまり220MBの壁を越える事は出来ない。
- 6.人 bittorrentなどで帯域を大量に消費する人が居た場合はIPをブロックする必要もある
- 7.JSConfでの教訓 100人程度のカンファレンスでも数人、問題になる参加者が居るので対処が必要
このセッションの発表資料がこちらにあります。イベントを運営する際にWiFiの提供は悩みの種の1つです。JSConfはかなりの規模のカンファレンスですが、その裏では地道な苦労があったのですね。みなさんもイベントに参加する際は帯域を大量に使うソフトウェアを終了する事を忘れないようにすると運営者の方の苦労が小さくなるかもしれません。
via:http://www.nonblocking.io/2011/05/how-to-make-wifi-work-at-tech.html
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2011/05/19 at 17:00
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2011/05/23 at 10:02