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GitHubが(何故か)ミュージックビデオを公開
タイトルをご覧の通り、GitHubがミュージックビデオを公開しました。曲名は「Better Together」。コラボレーションの素晴らしさを歌ったこの一曲は話題になる事間違いなしです。ビデオにはGitHubberも多数出演していますのでGitHub大好きな私たちにピッタリの一曲です。
追記
このミュージック・ビデオはGitHub Guidesという一連のビデオシリーズの購読を促すものです。以前紹介したようにGitHubは公式YouTubeチャンネルを開設し、動画コンテンツの周知に力をいれているようです。
歌詞
Better Together Song produced by Jeff Kite Sometimes your code looks perfect, Nothing to rearrange. Sometimes you fork, out a feature When you need some kind of change. No matter what the diffs are this time, Nothing's going to stand in my way. Commit from my heart, The code I prefer Give every repo a branch you can merge! Standing tall, learning git is my dream Rise and fall, pull requests with my team Subversion workflow It's not amaze(balls) I'm bound for better days It's my life on GitHub, Nothing's going to stop me now. |
いっしょがいいね 和訳 Yusuke Ando 君のコードが完璧で なにも直すところがない時も フォークして機能を追加して 何かを変えたい時も diffなんかどうでもいい 邪魔するものはなにもない さぁ、心からコミットしよう 僕の好きなコードを マージできるブランチを全部のRepoに送ろう 自信をもって、Gitを学ぶのが僕の夢さ さぁ、飛び出そう 仲間とプルリクエスト Subversionのやり方は退屈さ 楽しい日々へ向かおう GitHubで生きる 何も僕を止められない |
動画
別バージョン(GitHub Guidesの宣伝付き)
OSSのバグを直して賞金がゲットできる Bountysource
オープンソースソフトウェアの開発だけで生活していくという夢を現実に近づけるサービスが現れました。その名も「BountySource(賞金ソース)」という事で、GitHub上などで公開されているプロジェクトのバグや機能改善に対して賞金が設定され、修正を行った人に支払う仕組みを提供しているサイトです。公式ブログによると、2004年から運営されていたbountysourceは2012年末にリニューアルして、現在のサービスがスタートしたとのことです。
例えばLESSプロジェクトの「ソースマップを生成する」というバグに対しては3人の開発者の修正が採択され、合計で75ドルの賞金が決定されました。また、このBountysourceのサイトのフロントエンド自身の開発もオープンソース化されており、多数の賞金が設定されています。
このサイトは上記のような賞金をベースにしたクラウドソーシング的な側面を持つだけでなく、任意のプロジェクトに対して寄付を行うというクラウドファンディングとしての機能も持っています。自分が支援したいサービスや利用したいプロジェクトに対して、出資を行う事でプロジェクトの開発に活気が生まれる可能性があります。
多くの寄付金を集めているプロジェクトとしては、GitをJavaScriptで再実装するJs-Gitのプロジェクトは現時点で$34,956もの寄付を集めており今後は開発者に対してこの寄付金が賞金として支払われていくようになります。オープンソースへの寄付としてはかねてよりPayPalなどでの送金がありましたが、Bountysourceを利用する事で資金の流れや開発者の貢献度が可視化される事になります。
まだ日本のプロジェクトが目立っている例は無いようですが、今後は日本での利用事例や同様のサービスが日本で登場するといった展開があるかもしれません。オープンソースの文化に賞金という報酬体系がマッチするかどうかは不明ですが、今後も気になるサイトになりそうです。
via:https://www.bountysource.com/
GitHubの公式YouTubeチャンネルが豊富
さまざまな機能をリリースし続けているGitHubですが、コンテンツづくりも活発になっています。GitHub公式のYouTubeチャンネルではGitHubの理念を説明するインタビュー動画や、GitHubがサポートする女性向けコミュニティ「Passion Project」のイベントでの講演録画、またさまざまなワークショップやカンファレンスなど多岐に渡ります。
素晴らしくなる為には、失敗をする為の余裕が必要なんだ。それがGitHubが特別な存在になった理由です。
GitとGitHubの基本を解説する50分のトレーニング
GitHubを業務に導入するにあたって解説コンテンツなどがあると、導入を推進する立場の労力も下がりますし、こういった動画を活用してみるのも良いかもしれません。なお、これらの動画には当然日本語の字幕などはついていませんが、有志の活躍などによって日本語でも楽しめるようになると良いのではないでしょうか。
GitHubのTシャツに新しいバリエーションが追加
ご覧の通り、新しいTシャツが追加されていますね。Contribution Graphと銘打っているのは最近新しくなったプロフィールページのコントリビューショングラフをモチーフにしているからですね。
実物を見てみたいので、是非どなたか購入してみてください 😀
via:http://shop.github.com/products/contribution-graph-shirt
GitHubが女性向けテックイベントをスタート
Rails Girlsや各種の女子部など日本でもテック系の職業についている女性の為のイベントはいくつかありますが、GitHubからも「女子部」的な活動が聞こえて来ました。その名も「Passion Project」。
公式サイトやブログの記事によるとPassion Proiectとは下記のようなものだそうです。
Passion ProjectはGitHubの社内で女性向けのエンジニアリングカルチャーを作ることについての会話から生まれました。女性が働きたい会社の女性エンジニアを招いたプレゼンテーションシリーズを行います。これをコミュニティにシェアする方が良いのでそうする事にしました。
第一回は3/14にGitHubの本社で開催されゲストはアパレルサイトのModCloth所属でRails Bridgeというコミュニティで女子向けの開発講座などのオープンソース活動に熱心なRachel Myersさんとのことです。その他のゲストエンジニア女子についても公式サイトでリストアップされています。
GitHubが関連したイベントでいうとRails GirlsやCoder Dojoなどが日本でも既に開催されており、Passion Projectも日本で(誰かが立ち上がれば)も行われる可能性がありそうです。とはいえイベントの枠組み自体は日本の「女子部」に近いようにも見えますのであるいは日本が先を行っていたという可能性もあるのかもしれません。
via:https://github.com/blog/1433-introducing-passion-projects
オクトキャットはオープンソースではない
昨今のオープンソースを推進する象徴であり、開発者の大好きなGitHubとそのキャラクターであるオクトキャット(octocat)。皆さんもステッカーやTシャツ、フーディーの入手に努めていると思いますが、そのライセンスについてはあまり知られていないのではないでしょうか?
さまざまなオクトキャットのバリエーションを展示しているoctodexのFAQページにはそのライセンスについての記載があります。原文はサイトを参照して頂くとして、下記のような内容です。(強調は訳者)
Q: オクトキャットを私のウェブサイトで使えますか?
どのように使おうとしているかによりますが、多分使えます。もし”GitHub上で見る”というGitHubへのリンクのようにGitHubを参照する為に使う場合は全く問題ありません。しかしGitHubではないプロダクトを参照する際にオクトキャットを使うのはフェアユースではありません。 これは全ての利用状況に適用され、アプリケーションや印刷物、ウェブサイトに限りません。
Q: オクトキャットを私のアプリのロゴやアイコンに使えますか?
オクトキャットはGitHubの登録商標です。オクトキャットをあなたのロゴやアイコンとして使うのは認められません。
Q: オクトキャットを私のアバターにできますか?
オクトキャットを個人のアバターとしては使えます。しかし会社やあなたが開発中のプロダクトの為には使えません。あなたのGitHubへの愛を示すのは歓迎ですが、あなたイコールGitHubのように見せるのは歓迎されません。
Q: 私自身でオクトキャットを作れますか?
個人的な楽しみの為に作っていれば、オクトキャットを作って見せる事は歓迎です。もし自分のオクトキャットを配布する場合はクリエイティブ・コモンズなどの変更と配布を許すライセンスでの配布はできません。
Q: 私もオクトキャットをOctodexに投稿できますか?
GitHubではかなりの数のオクトキャットを作っています。 内部で数名に見られるだけではなければとの事から、オクトキャットを世界に見せる為にOctodexを開設しました。このリスト上のものは全て公式なGitHubのアートワークであり、GitHubの商標ライセンス下にあります。よって我々はGitHubに関連する人からの投稿だけを受付ます。
Q: オクトキャットを含む製品を作れますか?
GitHubが作ったオクトキャット、自分で作ったオクトキャットであれプロダクトや商品をGitHubの許可無く作成できません。これはTシャツや玩具、ステッカーだけに限りません。
Q: 全てのオクトキャットには使用目的がありますか?
全てではありません。元々のリストは決まった使用目的のあったオクトキャットでしたが、その後リストにはよくわからないものが増えていきました。 ミームが独り歩きする頃にはリストを実用的なものにしておくのは無理だと悟りました。
Q: オクトキャットをサジェスト又はリクエストできますか?
リクエストを @cameronmcefee か @jsncostello にツイートしてください。何も約束はできませんが、なにをToDoリストに加えるべきか私達にはわかりません。おもしろい話をしてくれれば、あなたのお気に入りが見れるかもしれません。
オクトキャットはあくまでGitHubのマークであり、かわいいだけのキャラクターではないという事に留意した上で正しく利用していく必要がありますね。A-Listersの執筆陣の中でも議論があったのですが、GitHubがディズニーのように厳しくオクトキャットの使用を取り締まるとまでは考えられません。しかしクリエイティブ・コモンズで配布されているというような事ではないので、ステッカーがなかなか手に入らないからといって勝手に印刷して頒布するといった早まった行動をしてしまわないようにしないといけませんね。
ただまぁそのわりにスパイダーマンっぽいのとかゼルダっぽいのとかマリオっぽいのとか居るあたりはご愛嬌という事でしょうか。
via:http://octodex.github.com/faq.html
GitHub主催のドッジボール大会がなんだか盛り上がっている
GitHub大好きな皆様には周知の事実かと思いますが、今週末にサンフランシスコにてGitHub主催のドッジボール大会が開催されます。参加費用によってチャリティーが行われるというこのイベントは世界ドッジボール連盟(そんなあったのか)の公式ルールで争われます。見事優勝したチームには前年優勝したHerokuから巨大Octocatのトロフィーを奪取する事ができるという段取りです。
どうやら24チームの参加枠が埋まっていないようなので、この記事を読んだ日系企業の貴方も参戦できるかもしれませんよ!またチーム一覧に存在している「TAKOYAKI」なるチームの存在にも目を奪われます。
前回の開催の様子の動画はこちらです。(無駄にかっこいいので必見です。)
http://player.vimeo.com/video/52490456
GitHub スピードの秘訣
みんな大好き GitHub のスタッフ blog で『Github は如何にして速いままでいられるか』という記事が出ていました。内製のツールなどが screenshot 付きで紹介されています。
しかしツールの見栄えの良さにちょっとくらくらしますね。Web な startup だとよくありがちな Staff モードの SQL query log や、call graph。Graphite や statsd を使ったグラフを大型モニタに映し出すのがNew York の startup では流行って(いるような気がし)ますが、ここまでビジュアル的によく出来たものは見たことがないです。
結論としてはまとまっていませんが、一言でいえば『メトリックス大事』ということでしょうか。皆さんの会社では、パフォーマンス・ダッシュボードはちゃんと作ってますか?
GitHub全体のサマリのレポートサイト – Octoboard
開発者にとって最重要なサービスになりつつあるGitHubの日々の状況を一覧できるサイトが登場しました。その名もOctoboard。日々のコミットやフォーク、プルリクエストの量が平均より多いかどうかなどをリポートしています。
これによると一日あたり10万以上のアクティビティがあり、5000近いリポジトリが作成され、3000以上のIDが登録されているようです。GitHubの規模感を説明する際などに便利な資料になりそうです。
喜びの多いプログラミング言語はObjective-CとPHPと判明
いやいやもっと楽しい言語あるでしょ?と思った方にとっても興味深い調査結果がExploring Expressions of Emotions in GitHub Commit Messages(GitHub上のコミットメッセージの感情表現の調査)として公開されていました。記事の作者はベルリンのRamiro Gómezさんで、自然言語とプログラミング言語の双方に関心のある彼はGitHubが公開した統計情報からさまざまな感情表現をコミットメッセージから探して分析するという調査を行いました。これによりanger(怒り), joy(喜び), amusement(楽しみ) surprise(驚き)の表現が多く使われているプログラミング言語のランキングを生成して公開しています。
怒りの言語はVimL、C、Shell
怒りのランキングではangry(腹を立てる)、annoying(いらいらする)、cranky(酷い)、hate(嫌い)といった単語を抽出し、結果的には2位にダブルスコア近い差をつけてVimLがトップに輝いています。次いでCやShellなどもインストーラーが全てのファイルを削除するといったクリティカルな問題に発展しそうな気配があり、そういうものなのかなという気がします。
しかし何故VimLの人たちが際立って怒っているのかは謎です。
喜びの言語はObjective-C、PHP、Perl
続いて喜びのランキングではyes、yay(やった)、bingo(それだ)、glad(うれしい)といった単語を抽出しObjective-CとPHPが際立って高い結果になっています。どちらもプログラミング言語としては理路整然という訳ではない部分もありそうですが、動く物を作るという行為には直結していそうなイメージがあり、ものづくりを楽しんでいる雰囲気が現れているのかもしれません。
本文では触れられていませんが、怒りの言語でトップであるVimLが最下位に入っている点も見逃せません。
楽しみの言語はRuby、C#、Java
楽しみのランキングでは、lol(笑)、rofl(爆笑)といった笑いのスラングを抽出したところ、RubyとC#が際立って高い結果になっています。また本文では触れられていませんが、怒りの言語の王様であるVimLが最下位にまたしても入っている点も見逃せません。
Rubyが上位に入っているのはコミュニティの発展がGitHub上で達成されているという事なのかもしれません。
驚きの言語はPerl、Objective-C、C
驚きのランキングではgosh(おやっ)、stumped(当惑)、surprised(驚いた)などの単語を抽出し、PerlとObjective-Cが高い結果になっています。またC++とPHPは下位に沈んでいます。
罵りが多い言語はVimL、Objective-C、C
所謂、Disり合いについても分析が行われ、ここではいわゆる罵倒表現達(wtf等)を抽出しています。堂々のトップに輝いているのはVimLです。また意外にもPHPは下位に沈んでいます。なお例として抽出されたコメントが例示されているのですがこの項目についてはとてもストレートな感じでわかりやすいです。
プログラミング言語の人気というのはなんとなく感じる部分はありますが、こういった分析は各言語の成熟度や使われるシチュエーションについて想像する助けになりそうです。この調査の為のコードもGitHubで公開されていますので、フォークして日本語のメッセージで分析したり別の観点のレポートを作ってみるのも面白いかもしれません。
またVimLユーザの怒りの理由についての情報もお待ちしております。
via:http://geeksta.net/geeklog/exploring-expressions-emotions-github-commit-messages/