HerokuがNode.jsのサポートを開始
RubyアプリケーションのPaaSとして知られるHerokuが、Node.jsで書かれたアプリケーションへの対応を開始しました。現時点ではパブリックベータという位置付けですが、これまでと同様の使い勝手で簡単にNode.jsアプリケーションをデプロイすることが可能となっています。
Herokuでは、アプリケーションが稼働するOSとRubyインタプリタの組み合わせをスタックと呼び、これまでは2種類のスタックが用意されていました。そこに、今回新たにRuby 1.9.2とNode.jsをインタプリタとして含んだCeladon Cedarというスタックが追加され、これを使うとRails3アプリケーション、Sinatraアプリケーションなどのほかに、Node.jsを使ったアプリケーションにも対応するという形です。
HerokuでNode.jsアプリケーションを動かす手順については、Getting started with Node.js on Heroku/Cedarが詳しいので、興味のある方はぜひ試してみてください。各種パッケージもインストール可能なので、expressフレームワークやPostgreSQL(Herokuが標準提供するデータベース)を利用した本格的なアプリケーションも運用できそうです。
これまでもHerokuはNode.jsの試験的なサポートを行なっており、クローズドなベータテストが続けられていましたが、今回突然パブリックベータとして公開された背景には、このところ新しいPaaSプレイヤーが続々と登場していることも大きく影響しているのでしょうね。
via: Heroku Gets Node.js and More in New Beta Version – ReadWriteCloud
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