GitHubが政府・自治体向けの機能・事例紹介ページを公開
ドイツの活動家が法令をGitHubにアップするといった事例(政府が公開したわけではない事に注意)で知られるように、政府・自治体の発信する情報をGitHubで公開するというアイデアが知られつつ有ります。実際に政府や自治体での利用を促すコンテンツをGitHubが公開しました。
GitHub and Government | Make government better, together.
http://government.github.com/
このページよると180近い政府・自治体の団体がGitHubを利用しており、この事例リストそのものもリポジトリで管理されています。
コンテンツは政府などのIT業界でない方むけにGitHubのコラボレーション機能を説明するコンテンツと事例の紹介という形になっています。説明としては「コラボレーション」「ビジュアライズ」「共有」といった形でGitなどの専門用語を使わずに一般のWebサービスのように紹介されています。
このページで実際に活用の取り組みとして公開されているのは下記のようなストーリーです。
- オークランドでのパブリック・プライベートでのコラボレーション
- カナダでのWebの拡大ツールキット
- シカゴでの自転車道路、歩道などのデータのJSON公開
- フィラデルフィアでのWebホスティングや補助金計算アプリの公開
当初はプロジェクトのページをホスティングするための機能だったGitHub Pagesの機能がいわばCMSのような形で活用されつつあるようです。またオープンデータに関する運動のプラットフォームとしてもJSONのデータのリポジトリといった形での活用が行われつつあります。
現在の所日本での活用事例は無いようですが、いずれ何処かの自治体などでの事例が公開されるかもしれません。事例の掲載などについてもプルリクエストの形で登録を受け付けています。
via:https://github.com/blog/1657-introducing-government-github-com
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