変な日本語 in the web: 東海道
やってきました変な日本語 in the web。第三回は Ruby on rails 界あるいは JavaScript MVC 界でのテックセレブ Yefuda Katzの新プロダクト『東海道』です。彼が Mac OS X での Ruby on Rails のインストールを簡単にしたい、という Kickstarter を立ち上げていたのはソーシャルメディアを通じて聞いていたものの、私自身は Ruby な人ではないので正直スルーしておりました。$25,000 のゴール設定で3月に始まったこのキャンペーンは、終了の5月の段階で 739人から $51,220 とゴールの2倍以上集めて成功しています。
キャンペーン開始の2週間後にプロジェクト名とその由来が発表、それによると東海道新幹線から来ているそうです。8月に発表されたアップデートによれば内容は:
- 静的コンパイルのバイナリビルドの Ruby
- ログ/アラート UI
- Rail 3 用のリモートノティフィケーション
- Puma Express との統合
- コード品質ツールとの統合
- バイナリビルド使用時の Bundler との問題解決と Heroku へのデプロイ
- 著名な Gem のバイナリビルド統合
と手堅い感じです。Github にあるプロジェクトページでは成果があまり見られないようですが、Google Plus 上にはスクリーンショットがあがっています。UI に関するアンケートもあがっているので、意見のある人は是非そちらに。
UI を見る限り Rails をエンジンにした IDE というのが目指すところなんでしょうか。Yefuda Katz のこれまでの実績を見れば期待していいでしょう。
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