Apple というブランドと顔
Apple の成長は目覚ましいものがあります。アナリストの Horace Dediu は Apple の販売員増加について数字と販売戦略を絡めて語っています。
iPhone が発売されてこの5年間で、直営店の数は 172 から 361 に増え、35,852 もの販売員を雇いました。2007年の第一四半期には平均 37人だった各店舗の従業員数も、5 年後の 2012 年の第一四半期には、177 人に増えています。多くの数字がこのエントリには登場しますが、面白いのは、販売員の増加割合は、アップルストアの訪問客の増加割合より多く、また各販売員が顧客と話す時間は増加している、という事です。
私の知る限り、これはテック系としては非常に珍しい。ほとんどのテック企業では、全く正反対の事を模索してきた:煩雑な販売手順とサポートの手間を手順化して、「付加価値付け」を、(自社ではなく)他人である販売業者に任せる、ということ。
This is, as far as I know, a unique relationship for a technology company. If anything, most technology companies have sought the exact opposite: to put others’ faces in front of customers–to break the messy process of sales and support down into pieces to be outsourced to “value adding” resellers.
私は Harvard Business Review に転載されていたエントリ: Why is Apple Hiring So Many Retail Employees?(タイトルがやや釣り気味)を最初に読んで結論がないと思いましたが、ブランド、という観点に注目すると、非常に面白いと思います。販売員も Apple というブランドを構成する一部なんですね。コメント欄で給料の話なども出ています。
via Why is Apple Hiring So Many Retail Employees? via The face and the brand
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