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オクトキャットはオープンソースではない

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OCTOCATS!

昨今のオープンソースを推進する象徴であり、開発者の大好きなGitHubとそのキャラクターであるオクトキャット(octocat)。皆さんもステッカーやTシャツ、フーディーの入手に努めていると思いますが、そのライセンスについてはあまり知られていないのではないでしょうか?

さまざまなオクトキャットのバリエーションを展示しているoctodexFAQページにはそのライセンスについての記載があります。原文はサイトを参照して頂くとして、下記のような内容です。(強調は訳者)

Q: オクトキャットを私のウェブサイトで使えますか?

どのように使おうとしているかによりますが、多分使えます。もし”GitHub上で見る”というGitHubへのリンクのようにGitHubを参照する為に使う場合は全く問題ありません。しかしGitHubではないプロダクトを参照する際にオクトキャットを使うのはフェアユースではありません。 これは全ての利用状況に適用され、アプリケーションや印刷物、ウェブサイトに限りません。

Q: オクトキャットを私のアプリのロゴやアイコンに使えますか?

オクトキャットはGitHubの登録商標です。オクトキャットをあなたのロゴやアイコンとして使うのは認められません。

Q: オクトキャットを私のアバターにできますか?

オクトキャットを個人のアバターとしては使えます。しかし会社やあなたが開発中のプロダクトの為には使えません。あなたのGitHubへの愛を示すのは歓迎ですが、あなたイコールGitHubのように見せるのは歓迎されません。

Q: 私自身でオクトキャットを作れますか?

個人的な楽しみの為に作っていれば、オクトキャットを作って見せる事は歓迎です。もし自分のオクトキャットを配布する場合はクリエイティブ・コモンズなどの変更と配布を許すライセンスでの配布はできません。

Q: 私もオクトキャットをOctodexに投稿できますか?

GitHubではかなりの数のオクトキャットを作っています。 内部で数名に見られるだけではなければとの事から、オクトキャットを世界に見せる為にOctodexを開設しました。このリスト上のものは全て公式なGitHubのアートワークであり、GitHubの商標ライセンス下にあります。よって我々はGitHubに関連する人からの投稿だけを受付ます。

Q: オクトキャットを含む製品を作れますか?

GitHubが作ったオクトキャット、自分で作ったオクトキャットであれプロダクトや商品をGitHubの許可無く作成できません。これはTシャツや玩具、ステッカーだけに限りません。

Q: 全てのオクトキャットには使用目的がありますか?

全てではありません。元々のリストは決まった使用目的のあったオクトキャットでしたが、その後リストにはよくわからないものが増えていきました。 ミームが独り歩きする頃にはリストを実用的なものにしておくのは無理だと悟りました。

Q: オクトキャットをサジェスト又はリクエストできますか?

リクエストを @cameronmcefee か @jsncostello にツイートしてください。何も約束はできませんが、なにをToDoリストに加えるべきか私達にはわかりません。おもしろい話をしてくれれば、あなたのお気に入りが見れるかもしれません。

オクトキャットはあくまでGitHubのマークであり、かわいいだけのキャラクターではないという事に留意した上で正しく利用していく必要がありますね。A-Listersの執筆陣の中でも議論があったのですが、GitHubがディズニーのように厳しくオクトキャットの使用を取り締まるとまでは考えられません。しかしクリエイティブ・コモンズで配布されているというような事ではないので、ステッカーがなかなか手に入らないからといって勝手に印刷して頒布するといった早まった行動をしてしまわないようにしないといけませんね。

ただまぁそのわりにスパイダーマンっぽいのとかゼルダっぽいのとかマリオっぽいのとか居るあたりはご愛嬌という事でしょうか。

via:http://octodex.github.com/faq.html

Written by yandod

2013/01/29 @ 10:18

カテゴリー: Uncategorized

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