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Archive for 5月 2012

CoderDojo Tokyo #1 と創始者ジェームズ・ウェルトン氏来日のまとめ

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このサイトでも何度取り上げてきた子供たちにプログラミングを教える国際的「道場」の CoderDojo。国内ではこれまでにも CoderDojo Tokyo #0#0.5 として何度か開催されており、日曜日にはアジア初の正式開催となる「CoderDojo Tokyo #1」が新宿の東洋美術学校にて行われていました。そのレポートがブログや Togetter に上がっています。

CoderDojo おとなの部

CoderDojo バージョンの Octocat、DojoCat と CoderDojo Tokyo ロゴ。

また、その翌日には下北沢オープンソース Cafe にて CoderDojo 創始者の一人であるジェームズ・ウェルトン(@jwhelton)氏がプロジェクトについての説明や質疑応答を行いました。Ustream での録画もありますが、以下、日本語でご紹介します。

CoderDojo Tokyo 開催までの経緯

  • 以前から息子さんと Scratch などでのゲーム開発をやっていた石原さん(@jishiha)と、当サイトに載っていた記事を見て興味を持った OSSCafe の河村さん(@cognitom)が「東京でもやりましょう!」ということになり、#0 と #0.5 を企画・開催。
  • 東洋美術学校の中込さん(@daisukenakagome)が同じタイミングでジェームズに連絡をしていたことも重なり、東京で3回目の「道場」として日曜日のイベントを開催。13人の子供に加え、サポートや保護者・見学者として大人も多数参加し、創始者のジェームズもアイルランドから来日。
  • CoderDojo Tokyo #1 では Scratch、HTML、Squeak Smalltalk の3ストリーム体制。CodecademyJavaScript HTML レッスンも使われた。
CoderDojo おとなの部

「CoderDojo おとなの部」でのジェームズと石原さん。

CoderDojo の起源と成長

(一部、CoderDojo のサイトからの説明も加えています)

  • もともとプログラミングを独学で勉強していたジェームズが iPod Nano で動画やゲームが使えるようにしたハックで注目を得たのがきっかけで、当時通っていた PBC コーク高校の友人などにコーディングを教え始めた。これが、2011年の初めごろ。
  • その後、起業家・慈善事業家であるビル・リャオに出会い、2011年6月、初の「CoderDojo」をアイルランド、コークのナショナル・ソフトウェア・センターにて開催。大きな成功を収める。
  • 全世界には70以上、アイルランドの首都ダブリンだけでもすでに23の道場があり、毎週のように各地でイベントが開かれている。すでに200人の子供が空席待ち中とか。
  • 今後はコミュニティサイトその他のインフラを整え、Dojo を開きたい人が楽によりよいリソースを手に入れられるようにするための活動にも力を入れていきたいとのこと。

ジェームズのビジョンと姿勢

「高校生の時は勉強もスポーツもできなかったし、ギターもうまく弾けない、でもコーディングが好きだった」というジェームズは若干19歳。学校ではコンピューターのクラスもなかったし、自分で試行錯誤しながら学んできたので、教えてほしいという若者がいたら手を貸してあげたいと思ったとのこと。

生徒のリピート率は全体で7−8割という高い数値だそうですが「また来たい、と自ら思わない子はそれでもいい。学校でパソコンのクラスがあれば落第しない程度の貢献ができたかもしれないし」とも言っていました。そんな彼だからこそ、押し付けがましくなく子供たちの興味をうまく伸ばしてあげる CoderDojo のスタイルができあがったのだろうと納得させられました。運営方法のコツなどは、@yasulab さんの「僕が見聞きしたCoderDojoの運営ノウハウ」という記事にまとめられています。他人に何かを教えてそれをさらに広範囲に共有していくための大事なポイントが要約されているので、IT系勉強会に限らず役に立つ内容ですね。

関連リンクなど

次回は5月13日に「CoderDojo Tokyoのメンターが集まって、これからの作戦会議をしようというイベント」が下北沢にて予定されているようです他の地域でやってみたい!という方の相談も受け付けているそうですので、興味がある方は Facebook ページからメッセージを送ってみてはいかがでしょうか?


 

Written by Naoko Takano

2012/05/09 at 11:53

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GitHub直伝 プルリクエスト活用の3つのコツ

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GitHubの特に重要な機能である「プルリクエスト」の活用方法についてGitHub社内でのノウハウが公式ブログの記事になっていました。GitHubが今回更新をしたAboutページの開発でも2ヶ月の間に10人のメンバーが130のコミットと91のコメントのやりとりがブランチ上で行われていました。
GitHubberによる講演などでもプリリクエストが重要な機能であると強調されているようです。

記事によるとプルリクエストは新しいアイデアについてのディスカッションを生み、協力してくれる人を見つける為のとても良い方法との事で活用するコツとして以下の3つの点を紹介しています。

  • プルリクエストはなるべく早く起こす
    プルリクエストは機能についての意見交換をする良いきっかけになります。コードの修正が終わっていなくてもなるべく早くプルリクエストをする事で、最後にまとめてフィードバックをするのではなく発展的にコメントする事ができます。
  • プルリクエストはブランチからブランチで
    GitHubでは誰もgithub/githubのフォークを持っていません。同じレポジトリのブランチ同士でプルリクエストを行なっています。
  • プルリクエストはマージされなくてもよい
    プルリクエストは簡単に起こして、フィードバックを得たりブランチ上の進捗を追跡できる手段です。もしアイデアの中に良くない部分があればマージせずにプルリクエストを閉じればよいです。GitHubでもいつもそうしています。

GitHubを仕事に活用し、業務の中でプルリクエストを活用する人も増えてきていると思いますが「フォークを作らない事」「コード修正が終わる前のプルリクエスト」などは目新しいアイデアと言えるかもしれません。ブランチの管理などはみなさんも試行錯誤していると思いますが覚えておいて損はないTIPSと言えそうです。

記事中でも言及されているようにGitHubのメンバーが講演した際のスライドにもコードレビューをプルリクエストで行う方法について解説がありますのであわせてどうぞ。
How GitHub Uses GitHub to Build GitHub // Speaker Deck

via:https://github.com/blog/1124-how-we-use-pull-requests-to-build-github

Written by yandod

2012/05/05 at 09:00

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あなたのfacebookのパスワードは実は3つあります

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見出しと画像のとおりですが、我々のfacebookのパスワードは実は3つ存在しているという記事がHackerNewsで話題になっていました。実際に試してみるとfacebookのパスワードはいくつかのバリエーションを正しいパスワードとして受け付けています。

  • 自分が決めたままのパスワード
  • 自分が決めたパスワードの大文字を小文字に、小文字を大文字に入れ替えたパスワード
  • パスワードの1文字目が小文字だった場合はそれを大文字にしたパスワード

理由はみなさんも推測のとおり、CAPSロックが意図せずに入ってしまっているケースやスマートフォンなどで最初の1文字目が自動的に大文字になって入力される場合を許容する為の挙動だと思われます。このような仕様については2011年9月のZDNetの記事でも言及されており、知っている人にとっては既知の情報かもしれません。

皆さんのサービスではこういったパスワード入力間違いを許容するような仕様を実は持っていますか?また他にもこういった挙動をするサービスをご存知であればコメントやツイートでお知らせください。

via:Your Facebook Account has Three Passwords

Written by yandod

2012/05/03 at 14:45

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IRCをまだ使っていますか?

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インターネットユーザやハッカーの為のチャットツールとして長年親しまれてきたIRCのユーザ数が減少してきているという記事がRoyal Pingdomに掲載されていました。2003年と比較して実に60%も指標が減少し、多くのユーザは他のさまざまなソーシャルメディアなどに流入していると考えられます。

記事ではIRCの作者であるフィンランド人で現在はグーグルに努めているJarkko Oikarinen氏へのインタビューも行われています。彼は企業がユーザーのプロフィールなどを自身のサービスの内側に留めるようになった流れなどについて指摘した上でこの状況を変えるような開発者の出現を期待する旨のコメントをしています。

“It does not necessarily require a large team to make significant progress. Just one person can make a huge difference,” Oikarinen says.
“大きな進歩を生むのは大きなチームとは限らない。たった1人の個人でも大きな変化を起こすことが出来る”

3Dバーチャルワールドやマルチメディアなどのなんらかの大きな変化をIRCにもたらす開発者の出現を彼は期待しているようです。

世界最初のIRCサーバ

IRCの利用のシーン自体は小さくなっていますが、IRCがすぐに無くなってしまうとは考えれない(there’s no reason to think that IRC will disappear anytime soon)ともあり、全体が減少している中で順調にユーザが増えているfreenodeの状況なども示されています。元記事にはIRCノードの運営者の意見(DOS攻撃の問題やwarez文化、ソーシャルメディア)が挙げられています。今後、IRCがどういう技術になっていくのかを考えてみるのも面白いかもしれません。

via:http://royal.pingdom.com/2012/04/24/irc-is-dead-long-live-irc/

Written by yandod

2012/05/02 at 12:00

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