良いデベロッパになる為の13のTIPS
読みやすいTIPSのリストが話題になるのは洋の東西を問わず見られる現象です。ハンガリーのブタペストのデベロッパ、Csaba Okronaさんが書いた記事が話題になっていました。さっそくその項目を見てみましょう。
- レッスン1 全体像を理解せよ
コーディング作業だけに囚われず、ビジネスやプロジェクト等の面からも理解する。 - レッスン2 自分の時間を確保せよ
残業や早出は結局バグを招く。スピードは良いデザインと正しいアーキテクチャから生まれる。 - レッスン3 間違った時は考え方を変えるチャンス
既存の技術で問題が遅くなってきたような場合は新しい技術へ移行する。ただし既存の技術がうまく行っている場合にただトレンドを追ったりはしない - レッスン4 脳を鍛え続けろ
日々のタスク以外の鍛錬を行え。コードゴルフなどはよい例 - レッスン5 人生を大事にする
特に重要。残業が続けば燃え尽きるのも早い。 - レッスン6 集中
マルチタスクを避け、1つの事に集中する。 - レッスン7 自己を貫け
一度や二度の失敗でくじけずに失敗から学ぶ。ずっとうまく行かないならば別の方法を考える機会(レッスン3) - レッスン8 計測せよ
推測だけで方法を決めずにベンチマークなどをとって判断する。人間の感覚は当てにならない - レッスン9 コードのパフォーマンスだけに拘らない
550ミリ秒を500ミリ秒に短縮してもユーザーには分からない - レッスン10 機能を落とす事も考える
どうしても期日に間に合わない場合は必要性が低い部分を切り落として後に回す事もできる。実際この業界では良くある事だ。 - レッスン11 コーディングスタンダードを守れ
たとえチームで開発をしてなくてもコードに一貫性を持たせろ - レッスン12 テストせよ
テストも仕事の一部。テスト用の環境やツールを使えるようにしておく - レッスン13 ユーザビリティ
ユーザーインターフェースを開発する時は常にユーザーの利便性を頭に置く。
Csabaさんの10年の経験の中で感じた経験則だそうですが、とても自然なリストですね。今年現場に入ったような新人のエンジニアにあなたが伝えたいと思う事とかなり共通する部分もあるのでは?遠くハンガリーの地でもこんな事を考えている人(ちなみに漫画好きで仏教徒らしい)が居ると思うのも面白いなと思います。あなたが自分の経験から伝えたい事はなんですか?
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2011/06/06 at 08:53