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恐るべきネタ系カンファレンス LessConf
ネタ系カンファレンスとしてはバスや島を会場にするFun Confを以前紹介しましたが、似たような系統のカンファレンスがアメリカにも存在していました。それがLessConfです。とはいえカンファレンスの過去の登壇者は37SignalsやGitHub、Grouponなどの創業者が勢揃いしておりとても豪華です。公式サイトには下記のような記述があります。
LessConfはあなたが知っている他のイベントとは違います。もちろん講演者と懇親会、ラップトップを持った人々があります。しかしLessConfは「スタートアップの為のサマーキャンプ」「人生最高の時」などと呼ばれています。あるいは「世界最悪のカンファレンス」とも。
いかにもドンチャン騒ぎをしそうな触れ込みです。主催者側の過去の動画にはかなりクレイジーな催しが記録されています。
iPad争奪 丸刈り選手権
か、髪が!眉が! そしてスポンサーがww
GitHub生涯無料権争奪 激辛選手権
うわーうわー! スポンサーがまたしても無駄に豪華ww
Apple TV争奪 顔面洗濯バサミ選手権
むしろ序の口?
日本でもテクノロジー系のイベントが発展していますが、そろそろ体を張った出し物が流行ったりするんでしょうか。できれば流行らないで欲しい気もします。
via:http://lessfilms.tumblr.com/post/36811402916/your-conference-needs-more-videos
ターミナルからHacker Newsが見れるGem
日本でも引き続き認知の高まっているHacker Newsをコマンドラインから閲覧できるGemが話題になっていました。導入はとても簡単です。
gem install hacker_term hacker_term
最近のGemはウェブサービスのクライアントやHTMLやCSSのコーディングに使うツールなどもはやRubyにとどまらない汎用ツール化してきていますねぇ。
via:https://github.com/ciaranarcher/hacker_term
GitHub主催のドッジボール大会がなんだか盛り上がっている
GitHub大好きな皆様には周知の事実かと思いますが、今週末にサンフランシスコにてGitHub主催のドッジボール大会が開催されます。参加費用によってチャリティーが行われるというこのイベントは世界ドッジボール連盟(そんなあったのか)の公式ルールで争われます。見事優勝したチームには前年優勝したHerokuから巨大Octocatのトロフィーを奪取する事ができるという段取りです。
どうやら24チームの参加枠が埋まっていないようなので、この記事を読んだ日系企業の貴方も参戦できるかもしれませんよ!またチーム一覧に存在している「TAKOYAKI」なるチームの存在にも目を奪われます。
前回の開催の様子の動画はこちらです。(無駄にかっこいいので必見です。)
http://player.vimeo.com/video/52490456
「気難しいネコ」のTardちゃんがネットで人気
筆者のタイムラインにこの所海外からよく流れ込んでくるのがこのネコの写真です。これはGrumpy Cat(気難しいネコ)という名前でミームになっているTardちゃんで、飼い主はアリゾナのTabatha Bundesenさんです。この写真が有名になったのはReddit上に投稿された2012年9月23日以降です。そこからさまざまなキャプションや編集された写真が大拡散しているようです。
洋の東西を問わずインターネットではネコが人気コンテンツであるという点はいつもどおりですが、話題が拡散したのがReddit上であるという点は昨今のバイラルが発生するメカニズムの違いを表しているようで興味深いですね。外人に受けるスライドなどを仕込みたい人は引用してみるとよいかもしれません。
ちなみに動画もかわいい。
Tumblrがミュージカルになった
タイトル以上に言うべき事はないのですが、Tumblrをネタにしたミュージカル動画がフィードから流れてきました。公開したのはvlogbrothersというチャンネルでかなり大量の動画をアップしているようです。多分必要ないと思いますが、今回作られた楽曲はiTunesでも99セントで購入できます。
動画を見て分かることとしては「猫の画像が多い」「オバマもTumblr」「GIFの発音はギフじゃなくてジフ」って事ですかね。なお同様の動画としてInstagramのミュージカル版もあるようです。こちらは転んだガールフレンドの写真を投稿する所から始まりなんでもかんでも投稿しながらフィルター名を連呼するといった、Instagramユーザーなら「あるよね〜」と感じる内容です。
日本でも歌ってみた文化がありますが、どうも海外は実写のビデオを作りこむ人が豊富な印象がありますね。
一番笑えるパイチャートを頼む
QA サイトの Quora で、笑えるネタ質問があったので紹介します。
What are the most hilarious pie charts?
同性愛結婚その後:
- 同性愛者が結婚する
- ロシアが攻めてくる
- 最後の審判が始まる
- 家族崩壊
- 氷床崩壊
カトリック的な家族感が一部で根強く残るアメリカでは同性愛結婚に関しては大きな議論の対象でした。オバマ大統領が同性愛結婚支持に回った事にまつわる世論の大騒ぎをネタにしたパイチャートが堂々の一位です。
Rick Astley は絶対:
- 君をあきらめない
- 君を失望させない
- 君を裏切らない
- 君を泣かせない
- 君と別れない
- 君に嘘をついて傷つけない
Rickroll で一斉を風靡した Rick Astley の歌詞をネタにしたものですね。状態遷移図でも見たことがある気がするんですが、これは歌詞の出現率も表しているんでしょう(適当)。
Meat Loaf が愛のためにする事:
- なんでも
- アレ
これも歌がネタですね。Meat Loaf の大ヒットシングル I’d Do Anything for Love (But I Won’t Do That)愛にアレはいらないのです。Wikipedia には『アレ』とは何かに関する議論があります(棒読み)。邦題は『愛に全てを捧ぐ』。
日本:
- 日本
ほとんど意味が分かりませんが、日本国旗はパイチャートで書けるよ!という事でしょうか。バングラディシュもかけそうだな、と思ったら、ちゃんと登場しています(おそらくコメントに関して down vote を受けているのででデフォルトでは見えません)。正確に日本国旗を描く時は、朱の色指定だけでなく、白地のアスペクト比、円の比率に関して規定があるので、これは日本国旗としては正しくないですね。日本人としてはコメント欄に突撃すべきところでしょうか。
- パイの食べた部分
- パイの食べてない部分
おいしそうですね。
パックマンに似てる百分率
- パックマンに似てる
- パックマンに似てない
パックマンの口は動くので、これは正確じゃないですね。
Quora は、ネタ質問だけでなく、シリアスな質問にも回答の質の高さで評判があります。巡回先の一つにどうぞ。
Stack Overflow発 プログラミングの隠語(ジャーゴン)30選
お馴染みのCoding Horrorでプログラミングの隠語(ジャーゴン)についての記事が話題です。
このエントリの元になったのはStack Overflow上で行われた「あなたが新しく作ったプログラミングのジャーゴンはなんですか?(New programming jargon you coined?)」という質問です。この質問にはなんと386もの回答が寄せられ、その中でStack Overflowのコミュニティの投票で上位になった30のジャーゴンをリストにして解説したのがCoding Horrorの「Coding Horror: New Programming Jargon」という記事です。
下記がコミュニティによって選ばれたジャーゴンのリストです。
1. Yoda Conditions(ヨーダ条件式)
変数とリテラルを比較する際にリテラルを左辺に置く記述。スターウォーズのヨーダが「The sky is blue」ではなく「if blue is the sky」と喋る事から。
2. Pokémon Exception Handling(ポケモン例外処理)
全ての例外を捕まえようとする事。
try { } catch (Exception ex) { // Gotcha! }
3. Egyptian Brackets(エジプト人ブレース)
行の最後でブレースを開くスタイル。エジプト人のイラストの手の位置から。
if (a == b) { printf("hello"); }
4. Smug Report(ドヤ顔レポート)
自分自身では大した事はしていないのにでシステムデザイン事がわかっているつもりの人によって投稿されるレポート。見当違いの詳細や(間違った)解決策の提案などが添えらている。
関連語としてDrug Report(ラリってるレポート)、Shrug Report(エラーメッセージなどが無く動かないとだけ書かれている)などがある。
5. A Duck
理由もなく追加され、不要な影響を避ける為に結局取り除かれる機能。
あるアーティストがアニメーションの制作に参加した際に、他のアニメーションに影響を与えないようにカモのキャラクターを追加した。プロデューサーによるデビューの際、プロデューサーからのコメントは「良いね、ただカモだけは取り除いてくれ」
6. Refuctoring(リファクトリング)
良いデザインのコードにしようとしてあちこち弄り回した結果、誰にもメンテナンスできないコードになること。
7. Stringly Typed(謎の型付け)
強い型付け(strong typing)のもじり。適切な型のパラメータを取ればよいのに、わざわざ独自の文字列を使ったりするなど。
8. Heisenbug(ハイゼンバグ)
それを調査しようとすると変貌したり消えたりするバグである。この名前は不確定性原理を提唱したハイゼンベルクのもじり。
ex) この名前は不確定性原理を提唱したハイゼンベルクのもじり。
9. Doctype Decoration
DoctypeだけHTML5でマークアップは滅茶苦茶といったような様子。
10. Jimmy
標準的な新人プログラマの名前。「もしジミー君が属性の更新をしなかったらどうなるでしょう?」というような例えに使う。
11. Higgs-Bugson(ヒッグスバグ粒子)
ヒッグス粒子 – Wikipediaのもじり。非常に僅かなログなどで存在すると仮定されるが、存在は確認されていないバグ。
12. Nopping
アセンブラなどで使う何もしない命令、NOP – Wikipediaから。昼寝(Napping)に似ているが寝ている訳ではない。
13. Unicorny
かなり初期の計画段階の為、まるで空想の出来事のように説明がつかない機能。
14. Baklava Code(バクラヴァコード)
トルコのミルフィールのような菓子。レイヤーが多すぎる事。
15. Hindenbug(ヒンデンバグ)
ヒンデンブルグ号の爆発事故のように悲劇的なデータ消失を引き起こすバグ。
16. Fear Driven Development(恐怖駆動開発)
解雇、締め切りの前倒し、リソースの削減などのプレッシャーが管理者から加えられる事。
17. Hydra Code
不死身のヒドラのように直せないコード。1つバグを直すと新しく2つのバグが発生する。
18. Common Law Feature
間違っているのにも関わらず、仕様の一部になってしまったバグ。
19. Loch Ness Monster Bug(ネス湖の怪物バグ)
再現性がなく、目撃者が1人しかいないバグ。
20. Ninja Comments
見えないコメント、秘密のコメント、またはコメントが無い事。つまりコメントが無い。
21. Smurf Naming Convention
全てのクラスに同じプリフィクスがついていること。
例:ユーザがボタンをクリックするとSmurfAccountViewがSmurfAccountDTOをSmurfAccountControllerへ渡す。
22. Protoduction(プロトダクション)
プロトタイプのまま世に出たもの。
23. Rubber Ducking
問題を誰かに説明していると自然と解決策が見つかる事があるので、アヒルのおもちゃに語りかけてみること。
24. Banana Banana Banana
あとでドキュメントを書く所に埋めておくテキスト。IDEの警告を回避する為にとりあえず埋める。
/// <summary> /// banana banana banana /// </summary> public CustomerValidationResponse Validate()
25. Bicrement
変数に1を加算する(インクリメント)ではなく2を加算する。
26. Reality 101 Failure
意図したとおりに動いているが意味のないコード。
27. Mad Girlfriend Bug(怒ったガールフレンドバグ)
明らかに何かが起きているかが、ログやメッセージは「何でもない」というバグ。
28. Megamoth(モスラ)
MEGA MOnolithic meTHod(一体化した巨大なメソッド)。2画面以上に渡っていたりする。
29. Hooker Code
アプリケーションのダウンなどを度々引き起こすようなコード。
30. Jenga Code(ジェンガ)
1ブロックでも変更すれば全体が崩壊しそうなコード。
ちなみにこの記事の元になった質問はStack Overflowのポリシーに反しているので現在、サイトからは削除されています。人気を博した事でサイトで見られるように削除を取り消すかどうかも議論されています。
参考:
新しいプログラミングのジャーゴン – YAMDAS現更新履歴
Island Life – New programming jargon
あなたのfacebookのパスワードは実は3つあります
見出しと画像のとおりですが、我々のfacebookのパスワードは実は3つ存在しているという記事がHackerNewsで話題になっていました。実際に試してみるとfacebookのパスワードはいくつかのバリエーションを正しいパスワードとして受け付けています。
- 自分が決めたままのパスワード
- 自分が決めたパスワードの大文字を小文字に、小文字を大文字に入れ替えたパスワード
- パスワードの1文字目が小文字だった場合はそれを大文字にしたパスワード
理由はみなさんも推測のとおり、CAPSロックが意図せずに入ってしまっているケースやスマートフォンなどで最初の1文字目が自動的に大文字になって入力される場合を許容する為の挙動だと思われます。このような仕様については2011年9月のZDNetの記事でも言及されており、知っている人にとっては既知の情報かもしれません。
皆さんのサービスではこういったパスワード入力間違いを許容するような仕様を実は持っていますか?また他にもこういった挙動をするサービスをご存知であればコメントやツイートでお知らせください。
via:Your Facebook Account has Three Passwords
もしもプログラミング言語が車か船だったら
If programming languages were cars…という記事が話題になっています。Nathan Riceさんが書いたこの画像を交えた記事は国内外で2/12頃から幅広く話題になっています。2008年の4月にも似たような趣旨のIf a programming language was a boat…(もしもプログラミング言語がボートだったら)という記事があったので両方を交えていくつかご紹介します。
Perl
Perlは神託で作られた謎めいた車か、港で力強い牽引をするタグボートでしょう。
Ruby
議論の余地はあるけども巧みでややエレガントな車か、ピカピカして運転するのが楽しい流行のボートでしょう。
Java
Javaはちょっとダサいけど実用的な車か、大量の貨物を運ぶけど操縦の楽しくない貨物船でしょう。
C
Cは40年を経てもなおベストな軍用車両か、パフォーマンスに最適化された原子力潜水艦でしょう、
PHP
PHPはご覧の通りの紫のバットワゴンか竹で出来た筏でしょう。
HTML
HTMLはボートではありません。
記事を書いた方の嗜好が見えるという意味で今後も思い出した頃に続いて欲しいシリーズですね。そして安定してネタにされているPHPさんさすがです。
via:arguably
via:If a programming language was a boat… | CompSci.ca/blog
正しいJavaScriptの変数名の話をしよう
「var π = Math.PI;
が文法的に正しいJavaScriptだと知っていますか?」という書き出しで始まるJavaScriptの変数名についてのエントリが話題になっていました。エントリーを書いたのはベルギーのフリーランスWEB開発者のMathias Bynensさんです。彼はUnicodeのどんなグリフが識別子として利用できるのかECMAScriptの仕様を見てみることにしたそうです。
ECMAScript 5.1によれば:
識別子は予約語ではない識別できる名前
となっており、直接記号やグリフについての制約には言及していません。元記事ではさらに予約語や識別子に使用できる文字の例外などについて解説した後に、下記のようなコードが有効なJavaScriptの変数名であるとして紹介しています。
// How convenient! var π = Math.PI; // Sometimes, you just have to use the Bad Parts of JavaScript: var ಠ_ಠ = eval; // Code, Y U NO WORK?! var ლ_ಠ益ಠ_ლ = 42; // How about a JavaScript library for functional programming? var λ = function() {}; // Obfuscate boring variable names for great justice var \u006c\u006f\u006c\u0077\u0061\u0074 = 'heh'; // …or just make up random ones var Ꙭൽↈⴱ = 'huh'; // While perfectly valid, this doesn’t work in most browsers: var foo\u200cbar = 42; // This is *not* a bitwise left shift (`<<`): var 〱〱 = 2; // This is, though: 〱〱 << 〱〱; // 8 // Give yourself a discount: var price_9̶9̶_89 = 'cheap'; // Fun with Roman numerals var Ⅳ = 4, Ⅴ = 5; Ⅳ + Ⅴ; // 9
最後にもう一個あったのですが、うまくペーストできなかったので割愛しています。ブラウザ固有の不具合などで動かない場合もあるようです。これらの知見を元に作成されたと思われる変数名チェッカーもあるので触って試すこともできます。
このような先鋭的な変数名を使う機会は無いかと思いますが、デバッグなどには役に立つ知識ではありそうです。
via:Valid JavaScript variable names · Mathias Bynens