Posts Tagged ‘イベント’
恐るべきネタ系カンファレンス LessConf
ネタ系カンファレンスとしてはバスや島を会場にするFun Confを以前紹介しましたが、似たような系統のカンファレンスがアメリカにも存在していました。それがLessConfです。とはいえカンファレンスの過去の登壇者は37SignalsやGitHub、Grouponなどの創業者が勢揃いしておりとても豪華です。公式サイトには下記のような記述があります。
LessConfはあなたが知っている他のイベントとは違います。もちろん講演者と懇親会、ラップトップを持った人々があります。しかしLessConfは「スタートアップの為のサマーキャンプ」「人生最高の時」などと呼ばれています。あるいは「世界最悪のカンファレンス」とも。
いかにもドンチャン騒ぎをしそうな触れ込みです。主催者側の過去の動画にはかなりクレイジーな催しが記録されています。
iPad争奪 丸刈り選手権
か、髪が!眉が! そしてスポンサーがww
GitHub生涯無料権争奪 激辛選手権
うわーうわー! スポンサーがまたしても無駄に豪華ww
Apple TV争奪 顔面洗濯バサミ選手権
むしろ序の口?
日本でもテクノロジー系のイベントが発展していますが、そろそろ体を張った出し物が流行ったりするんでしょうか。できれば流行らないで欲しい気もします。
via:http://lessfilms.tumblr.com/post/36811402916/your-conference-needs-more-videos
参加費10万円、説明は一切無しのイベントチケットが好評発売中
参加費用999ユーロ(約10万円)、2泊3日、日時以外の詳細は一切不明のイベントのチケットをあなたなら買いますか?このFunConfは今年で3回目を迎える異色のカンファレンスです。割り切った作りのサイトは実際に見てもらうのが一番として、このカンファレンスの特徴は会場がユニークな事です。第一回は走行中の貸切バス、第二回は城とかなりぶっ飛んでいます。このカンファレンスのクチコミはなかなか温度が高く、筆者も海外のゲストからこのカンファレンスをお勧めされた事が3回ほどあります。
たとえばこのAndrei Zmievski氏はDiggやYahooといったサービスのエンジニアだった事があり、なおかつPHPのテンプレートエンジン、Smartyの元作者であり、お蔵入りになったPHP6の中心人物でした。(しかもTwitterのアカウントが”a”の一文字)また運営しているPaul & EamoのEamon氏はPHPのPaaSサービスのOrchestra.ioのファウンダーでCoderDojoの発起人のJames Whelton氏の友人です。
他の参加者やスピーカーも豪華な顔ぶれである事が予想されますが、真相は参加しないとわからないようです。。。気になりますね。
追記
あまりに謎が多いとの反響があったので画像を検索してみるとやはりすごいです。
23人のキッズがプログラミングに熱中したCoderDojo
子供にプログラミングの楽しさを伝える場所があったら素晴らしい場所になる。その証拠といってもいいような写真と記事がgithubのブログにアップされていました。githubでは先日紹介した、子供向けのプログラミングイベントCoderDojoという活動に参加しその最初のイベントが先週末に開催され大盛況だったようです。
23人の子供とたくさんの親、12人のメンターで満員の会場。(※そして脅威のMac率)最初の1時間はHTMLについての内容で子供たちはタグがどのように動くのかを学び、自分自身についてのウェブサイトや2匹のセイウチの写真、Minecraft、脅威の数の忍者軍団についてのページを作成しました。
10分間のランチ休憩(短い!)の後はGame Makerを使ったセッションに移り、メンター達もレッスンの間にソフトウェアの動きを理解するという興味深い進行になりました。ゲームの作成は子供たちにとってもお気に入りだったようで、キーを押すとパックマンがその方向に動くというコードを1方向分を教えただけで残りの3方向をメンターの助けをあまり借りずに書くことができたようです。
最終的にはパックマンを操作してゴーストを食べるというゲームが完成しあっという間の2時間のセッションが終了。終了の際には子供たちもメンターも親も口を揃えてあっという間に終わってしまった楽しい時間を惜しんでいたようです。
「メンターの人がたくさんいて、手を上げればすぐに教えてもらえた」という感想が多かったそうで、メンターや親のサポート体制が行き届いていた事が結果に現れたようです。次回のセッションは3月末に開催され、その後は毎週土曜日の開催になる予定のようです。
元の記事のコメント欄も賞賛のコメントや「Scratchを使ったら?」「Octopintを発見」といったコメントがついていて楽しい雰囲気になっています。日本でもScratchを使った子供向けのイベントを企画している方もいるようですので、このCoderDojoの日本版を見れる日も近いかもしれません。
TechCrunchにも載っていました!
CoderDojoがGitHubと提携して子どもたちのプログラミング独学を支援
11回目のHackerNews meetupが再び東京で開催 (3/2)
表題の通りの催しが今週末に開催されるようです。参加費用は2500円で、欧米で多いような形式のないスタイルとのことです。
筆者も潜入できればと思っていますが、お時間のある方はどうでしょうか。
githubが子供向けコーディング道場を開催
“もしあなたが7歳の時にプログラミングを学べたらどれだけ素晴らしい事でしょうか?”
githubが子供向けのプログラミングセミナーを行うCoderDojoという企画に参加するという記事がブログに投稿されていました。まずはHTMLやCSSから始まりつつ、PHPやゲームプログラミングなどに発展していく予定のようです。
CoderDojo公式サイトを見るとバッヂとベルトという認定の仕組みもあるようです。
黄色がBasic、青がJunior、赤がSenior、そして黒がMasterとのこと。バッヂ獲得の要件はJSの黄色バッジだと下記のようなものだそうです。
次のことについて学習し説明する。:変数、データ型、関数、配列
次の技術を使ったWEBサイトを作成する。:alerts document.write
バッヂを集めてセッションに参加すると次はベルトという資格が認定されるとの事。githubのサンフランシスコ会場で開催される第一弾は2月の末に開催されるようですが実際のレポートなどを目にするのが楽しみですね。
またもともとアイルランドのNPOがスタートしているこの企画はすでに各国で行われているようで、ロンドンやアイルランドの各都市で開催されているようです。
via:https://github.com/blog/1034-kids-are-the-future-teach-em-to-code
DHH氏のキーノートスピーチに使われたイラスト
ボルチモアにて、現地時間の16日よりRuby on Rails開発者のイベント RailsConf 2011がスタートしました。Rails開発者のDHHことDavid Heinemeier Hansson氏によるキーノートスピーチのレポートがDHH’s RailsConf 2011 Keynote Live-Blogged Hereにて公開されています。
今回のDHH氏のスピーチは「The Asset Pipeline and our Post-Modern, Hybrid, Javascript Future」と題したもので、来るべきRails 3.1の新機能紹介が中心となっています。が、今回はその内容ではなく、スピーチに使われたスライドのイラストにまつわるエピソードを紹介します。
スピーチのタイトルどおりに未来風(だけどちょっとレトロ)なパイプラインと宇宙船が描かれたこのイラストは、このスピーチのためにMike Rohdeさんという方が描かれたそうで、DHH氏に依頼されてからイラストを仕上げるまでの流れがブログで公開されていました。
この方、DHH氏が所属する37signalsの書籍 REWORKのイラストも担当された方だそうです(邦訳は「小さなチーム、大きな仕事」ですが残念ながらイラストは収録されていません)。
さて、今回DHH氏からはスピーチのタイトルとThe Jetsons風の宇宙船というイメージが伝えられ、Mike氏はまず、
- PenultimateというiPad用のスケッチソフト
- 自分の指
- Stylus Socks Pro
を使ってデジタルなスケッチを仕上げました。それをiPadからダイレクトにDHH氏に送り、コンセプトとデザインの大枠が決まったら、次はモレスキンとペンを使ってアナログなスケッチを作成、それをスキャンしたものをPhotoshopで仕上げる、という流れで完成させたとのこと。
ちなみにキーノートの本番は月曜日、依頼があったのが金曜日でしたが、DHH氏のツイートによるとどうやら日曜日には仕上がっていたようです。
最近は、クリエイティブ・コモンズな画像や有料の写真素材をスライドに取り入れる方が増えてきましたけれど、あえてオリジナルな手書きスケッチを取り入れてみるというのも目を惹いて面白いかもしれませんね。
テック系カンファレンスで良いWiFi環境を作る方法
テクノロジー系のカンファレンスに参加するとWiFiのネットワーク名とパスワードをアナウンスするという光景は最近はどこの世界でも見かける光景です。グーグルのJavaScriptハッカー、Malte UblさんがJSConfでのネットワーク環境を快適にする為に注意した点をまとめたエントリが話題になっていました。
- 0.基本 WiFi環境を担当する人を決める。
- 1.何も信用しない 会場を予約して「WiFiは大丈夫」と言われても嘘だと思って詳細を確認する。
- 2.参加者の数とデバイスの数 1人あたり2.3のデバイスとして計算する。(iPad以降の数字)
- 3.知らない会場 臨時の設備 事前のテストが難しくなるが、それでもできる範囲でテストすべき。
- 4.帯域 参加者独りあたり上り下りともに100kビットとして計算する。
- 5.チャンネル毎の帯域 1チャンネル毎に有効な帯域は20Mビット、WiFiは11チャンネル。つまり220MBの壁を越える事は出来ない。
- 6.人 bittorrentなどで帯域を大量に消費する人が居た場合はIPをブロックする必要もある
- 7.JSConfでの教訓 100人程度のカンファレンスでも数人、問題になる参加者が居るので対処が必要
このセッションの発表資料がこちらにあります。イベントを運営する際にWiFiの提供は悩みの種の1つです。JSConfはかなりの規模のカンファレンスですが、その裏では地道な苦労があったのですね。みなさんもイベントに参加する際は帯域を大量に使うソフトウェアを終了する事を忘れないようにすると運営者の方の苦労が小さくなるかもしれません。
via:http://www.nonblocking.io/2011/05/how-to-make-wifi-work-at-tech.html
TechCrunch Disrupt NYC 2011 Hackathon 受付開始!

- 日時
- 2011年 5月 21日 土曜日午後から 5月 22日 日曜日の午前中まで