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ソーシャル音楽サイト outloud.fm

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outloud.fm

本エントリは普段から少し指向を変えて、僕の友人 Mike O’brien と Steven Hyunh が始めた outloud.fm を紹介したいと思います。

outloud.fm は最新の HTML5 を使った social music サイトです。だいぶ前に取り上げた A-lister で取り上げた turntable とアイデアは似ているかもしれません。まだメディアへの露出はほとんどありませんが、非常に面白いアイデアだと思います。

今アメリカでは Facebook の映画で話題になった Sean Parker を取締役会にむかえる Spotify がローンチされたばかりで、音楽サイトが大きな話題の一つになっています。

以下独占インタビューをどうぞ。


outloud.fm で何が出来るの?


Steven

outloud.fm は、友達とリアルタイムでチャットしながら音楽が聴けるサイト。ログインしたら、新しい room を作るか 既存の room に参加するかして、音楽をアップロードしてみて。Room にいる誰でもが、アップロードできてプレイリストに音楽を追加できるんだ。Room にいる皆がプレイリストの曲を同時に聞けるよ。

( Public room の様子 )

outloud.fm はどうやって始まったの?アイデアはどこから?


Mike

Steven と僕はオフィスでチャットしながら YouTube のビデオクリップとか、blog のリンクとかを送り合って、よく音楽を一緒に聞いてた。いろんな音楽サイトにもいろいろ登録してたけど、最終的に僕らでなんかやってみようってことになったんだ。

最初のバージョンまでどれくらいかかった?


Mike

最初のバージョンをどう定義するかによるけど…2,3週間で、最初のおおざっぱなプロトタイプができてたかな。まぁほんとにアップロードが出来て、チャットが出来て、音楽をストリームするだけのやつ。そこから、バグ修正をしつつ、デザインと機能を繰り返し追加して改善してって…実際、今もまだそんな感じ。少なくとも1週間に1度か2度は何か新しい機能をリリースしてる。


Steven

そうそう、Mike が1週間くらいで作ったっていうプロトタイプを送ってきたのを覚えてる。Twitter ログインがあって、ユーザが入れる Room は一つしかなかった。それって、『こんなアイデアうまくいきっこないからなんか他のことしようぜ』って、Mike に言ったあとだったんだよね。ハハハ。今日に至るまでまでそのことは忘れられない…

これから outloud.fm はどうなるの?


Mike

サイトに関してやりたいこと、アイデアはいっぱいあるし、ユーザも追加機能リクエストをいっぱい送ってきてくれる。実際問題、やることは山ほどあるし今は何に注力すればいいか注意深く決める必要があるね。短期的な目標としては基本機能の充実(例えば曲の人気投票/格付けとかね)だけど、長期的には、ソーシャルネットワーキングサイトや音楽サイトとのインテグレーションに関する何かと、API だな。あとモバイルバージョンもなんとかしたい。いつかは。

2人はどうやって出会ったの?他に支援者はいるの?


Steven

Meetup で一緒に働いているときに出会ったんだ。outloud.fm は現在のところ2人でやってる。でもフィードバックやアイデア、その他の支援してくれる人たち( Takashi も含めてね!)の助けなしにはここまでこれなかったね。


日本でも使えますし(Turntable って日本だと block されてるんですよね?)、利用は無料です。Mike もこのために仕事を辞めて、本気でやっていくみたいなので、ぜひ応援していきたいところです。何かコメントなどありましたら @beatak まで伝えてもらえれば、彼らに伝えておきます!

What outloud.fm can do?

(Steven) outloud.fm allows you to listen to music with your friends while chatting in real-time. After you log in to the site, you can create or join a ‘room’ and start uploading music. Anyone in the room can upload, and the songs are added to a playlist that everyone hears at the same time.

How did outloud.fm started? Where’s the idea coming from?

(Mike) Steven and I used to chat and share music with each other at work, by sending youtube clips or links to blogs. We also were into a bunch of other music sites, and eventually decided we wanted to take a crack at it ourselves.

How long did it take to the first version?

(Mike) I guess it depends on how you qualify the “first” version. Within a couple of weeks I had the first really crude prototype working, which was just barebones uploading, chatting, and streaming music. After that, the design and features have been iteratively added and improved, along with bug fixes. In fact, we’re still in this phase, and have been deploying new stuff at least once or twice a week.

(Steven) Yeah I remember Mike sending me that prototype that he threw together in about a week. It had Twitter login, and there only one room that everyone could join. This came after I told him that I didn’t think the site would work, and that we should focus on something else. Haha, and to this day he won’t let me forget about that…

Where outloud.fm will go?

(Mike) We have a ton of ideas for what we want to do with the site, and we’ve been getting feature requests from users. In fact there’s so much to do that I think we’ll have to be careful about how we focus our efforts. In the short term we want to build out some of the basic features (voting/rating on tracks, for example) but longer-term, some of the ideas center around integration with social networks, and other music sites and APIs. I’d also like to see mobile versions come about, eventually.

Can you tell us how did you meet? Is there any other contributor to the project?

(Steven) We met while working together at Meetup (www.meetup.com). outloud.fm is currently a 2 man operation, but we couldn’t have pulled it off without feedback, ideas, and contributions from a ton of people (including you, Takashi!).

Written by beatak

2011/07/21 at 10:13

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ニューヨークがシリコンバレーになれない理由(cc: ブルームバーグ市長)

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NYC Mayor Mike Bloomberg and NYC Chief Digital Officer Rachel Sterne.
May 16, 2011 (Photo Credit: Spencer T Tucker)

Ajay Chainani のブログ @ajayjapan’s blog で以下のような持論を展開します。

New York 市の IT業界ではいろんなことが起こってるよ:

  • たくさんの有望なスタートアップ(foursquare, tumblr, groupme… などなど)
  • 多様な産業(そして技術への投資をしている)
  • 才能が集まっている(一番エキサイティングなところ)
  • お金を持ってる投資家(明らか)

同じ IT業界で働く者として Silicon Valley への賞賛はあるのだけれど、なぜ Silicon Valley の成功モデルを New York 市は繰り返せないのかを考えていた。そして一番大きな理由を思いついた。それは法律。

例えばスタートアップで働いてて、週末のサイドプロジェクトをやってるとするよね。そのときに書いたコードは(会社との契約に明晰な合意がない場合)誰のもの?

カリフォルニアでは自分のもの。ニューヨークでは自分のものではない、会社が所有。

原文では、スタートアップのコミュニティフォーラムでのディスカッションを引用しつつ、賛成するなら tweet してね、とまとめています。コメント欄ではニューヨーク州知事を名乗る人が法律を指摘していたりもするので原文にもあたってみてください。

New York 市は伝統的に金融と広告業界が強い街なので、才能のあるプログラマはそのどちらかに吸い取られている、というのを前によく聞いていたように思います。でも最近では New York 市をあげて foursquare や tumblr のプロモーションをしていたり、それとは全く別に、Gap の広告に foursquare の founder 2人が登場していたり、New York Magazine がスタートアップの特集をしたり、Tumblr の CEO が David Karp もメディアに引っ張りだこだったりします。本論に関しては僕自身はやや疑問だなと思いますが、 IT 業界に関しては Ajay の指摘するように、実際盛り上がりつつあると思います。

日本の IT業界の海外進出が昨年あたりからよく聞くようになったと思うのですが、どこも西海岸の話でばかりで少し寂しいなと思っていたところです。日本の IT 業界のみな様、New York とかどうですか?公共交通が便利で、東京と住み心地はそれほどかわりませんよ!

via Why NYC is not Palo Alto cc: @MikeBloomberg

Written by beatak

2011/06/03 at 08:00

デザイナーがスタートアップで生き抜くための5つのスキル

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Santa Maria
最近では HTML5 関連や、Typekit で名を挙げているデザイナー Jason Santa Maria。
 
シアトルを拠点とするデザイナーのブログ Style Jam はスタートアップで必須となるデザイナーのスキルを5つ挙げています。
 
  1. 情報アーキテクチャ (IA)
    IA とはユーザにとってわかりやすい情報の秩序を作り出すこと。デザイナーは積極的に情報の発見しやすさを改善することが出来るべきであり、するべき。
  2. ユーザーエクスペリエンスデザイン (UX)
    UX とはユーザの製品(あるいは製品のデザイン)への愛着を作り出す能力。スタートアップの成功は口コミやバイラル効果に依るところが大きいので、あなたの製品がよりユーザに気に入ってもらえることは非常に重要。
  3. ユーザビリティ
    ユーザビリティは、デザイナーがアプリの使い方を学ぶプロセスを改善できるところ。スタートアップのビジネスモデルはユーザに便利さを提供すること。特にスタートアップでは、ユーザビリティが時とともに改善されることがとても重要。それにユーザビリティを知っていることは、新機能を追加する際に非常に有用。
  4. JavaScript
    ここにあるのがちょっと変な感じがすると思うけれど、スタートアップのデザイナーは、インターフェイスの実験や変更を他の誰かに頼ることが出来ない。それが多くのスタートアップの募集要項でマストなスキルである理由。もしインターフェイスを素早く作り上げ、改善することが自身で出来ないなら、開発のボトルネックとなる。
  5. データ駆動な考え方
    最後に一番重要なスキルは、データ駆動な考え方。これがなければ他に挙げたスキルは全く意味をなさない。成功する UX や IA を予言する方法なんてないので、データを見てテストを繰り返し繰り返し繰り返し続けることが必要。
 
先々週にあった売れっ子フロントエンドの話ともやや重なりますし、僕自身のスタートアップ経験からしても非常に納得がいきます。特にプログラムの出来ないデザイナーはスタートアップでは嫌われやすいです。というか小さなチームではマルチなスキルを要求されるし、同じ開発者として対等に理解して議論できる必要があるんですよね。
 
原文では5つのスキルに対応した参考になる本などが挙げてあるので是非読んでみてください。
 
via 5 Skills a Designer Must Have when Working for a Startup (and some books to learn them)

Written by beatak

2011/06/01 at 20:52

スタートアップで働くのが素晴らしい7つの理由

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halloween-15
At Meetup, Halloween party, 2010
 
私もアメリカの Tech なスタートアップで働いているので、スタートアップで働くのが素晴らしいことだというのは大賛成です。Joseph Puopolo は以下のような7つの理由を挙げて、(多少雑ですが)読者をスタートアップへ誘います。
僕はいくつものスタートアップで働いてきたし、ほら、ここに証拠の古傷もある。確かに大変なこともあるんだけど、何事にも代え難い、得るところの多い経験なんだ。
  1. クールなプロジェクトの一端を担える
    スタートアップで働く一番の理由はクールなことができるってこと。新しいアイデア、あるいは主流とは違った見方で、スタートアップはいつでも限界を押し広げてる。スタートアップは目新しさや革新性で生きている。みんなアイデアに取り付かれてる。いかに次のレベルへ持って行くか、あるいはそのアイデアを実現するかが全て。たまに怖じ気づくこともあるけれど、クールなことに取り組むってことは何事にも代え難い。
  2. 皿洗いから料理長まであらゆることが出来る
    同じことをしなくてすむ。大きな会社では同じことを5年間続けるとかありがち。仕事でもプライベートでも、僕は変化が好きで、それがスタートアップのいいところ。新しいことをに飢えることがない。悪いことといえば、誰もしたくないことは放っとかれる傾向にある、ということか
  3. 自分のスタイルで通せる
    毎日スーツ来てる連中を見るとおかしくてしょうがない。T-シャツとジーンズで会社に行けるってのは意味のあることなのさ。
  4. “初めての〜〜”という興奮
    初めての登録ユーザー、初めての顧客、初めてニュースで取り上げられること。達成感。そしてある時、周りの人が自分の会社を知るようになって、何をしてるのか説明する必要がなくなる。グラディエーターでいえば『観衆に勝てば、自由が得られる』
  5. 一緒に働く人のエネルギー
    楽な仕事を何度も何度も繰り返すためにスタートアップで働いてる奴はいない。スタートアップは自分のしてることを誇りに思うハイパワーな人の集まり。スゲーことをするためには高エネルギー人にならないとだめ。
  6. ホワイトボードは最高
    ホワイトボードに図を書き合うのはスタートアップの基本。おかしな比喩、素晴らしいワークフロー、アイデア、良いも悪いも黒板はアイデアに溢れてる。脱線してお絵描きタイムになることも多いけど。
  7. スタートアップだからこそ出来ること
    変な儀式、楽しいゲーム、普通じゃないオフィススペース。
私の働いてきたいくつかのスタートアップでは、場所が New York だからかもしれませんけど、卓球が流行ってました。ゲームルーム(Will, PS3, XBox 360 完備で Rock Band 必須)があるのところも結構多いですね。
Facebook が全てのスタートアップを代表する訳ではありませんが、最近話題になった MTV の番組でThe Diary Of Facebookというのがあります。なんとなく雰囲気は伝わるかな〜と思います。(職場でビール飲めるとか)

via:http://www.jpuopolo.com/2011/03/why-working-at-a-startup-company-rocks/

Written by beatak

2011/05/09 at 00:45

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クラウドソーシングの見事な使い方: レビューの文法を直すとセールスが上がる

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2011-03-13 SXSWi-61.jpg
Tony Hsieh, at SxSW 2011

よく書かれたレビューは売り上げに影響する、というのは誰でも納得すると思いますが、当たり前すぎてそれを知ったところで何が出来るの?というのがこれまでのところでした。最近 Delivering Happiness
の翻訳本(『ザッポス伝説』)が出て日本でも知名度があがった(ですよね?)Zappos では、2009 年からアマゾンの Mechanical Turk を使って商品レビューの“校正”をしているそうです。

An ingenious application of crowdsourcing: Fix reviews’ grammar, improve sales

著者 Panos Ipeirotis は実際の数字は知らないとしながらも実効的であったと伝えられたので、以下のように予想しています:レビューごとに 10c 使うとして、Zappos には 500 万程度はレビューがある。であれば少なくとも 20 ~ 30万ドルは使っている。だとすれば、200~300万ドル程度の売り上げ向上にはつながっているのではないか、と。

倫理面の疑問も挙げていますが、読み手のレビューに対する客観性判断に干渉する可能性があるとしながらも、レビュー自体の評価をひっくり返す物ではない。だから許されるのではないか、とまとめています。

判断に迷うところですね。もうちょっと具体的な内容がないと判断しかねる部分はあります。これがそのまま日本語インターネット文化圏で使えるかどうかとなると…

  • 日本語が使える mechanical turk ってあるの?
  • 日本語を母語とする人にとって、間違えうる文法事項は少ないじゃないかなぁ。助詞の使い方を間違えればすぐ『日本語でおk』とかいわれるし…客観性判断に影響があるとすれば文体。でも文体の変更はおそらく多くの日本語話者にとっては重大な変更。

でもアイデアはおもしろいですね。あとはアメリカでは Zappos がサポートに力を入れていることはよく知られていて、なんというか、evil なことはしない、という安心感があるような気がします。

BoinBoing 経由: Zappos hires Mechanical Turk to proofread product reviews

Written by beatak

2011/05/02 at 06:40

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TechCrunch Disrupt NYC 2011 Hackathon 受付開始!

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主催者 Michael Arlington 曰く Tech 界のスタンレーカップにしたい、という TechCrunch Disrupt NYC Hackathon が今年も開催されます。初めての開催となった昨年の Hackathon には私も参加しました。徹夜のプログラミングというのは、仕事でやるとつらいですが、趣味でやる、特に友人たちと一緒にやるのは非常に楽しかったです。参加は無料ですし、ビール、ピザ、スナックなどもたっぷり出ます。
IMG_2235昨年は New York 近辺だけでなく、North East 地方のハッカーがかなり集まってる、という感じでした。昨年を踏襲するとすれば、優秀作品に選ばれれば Disrupt イベントでのデモ権(最低でも $1795 相当)も手に入ります。腕に覚えのあれば名を挙げるいいチャンス、そうでなくても他の凄腕ハッカーたちと知り合ういい機会です。
サインアップフォームはこちら。残念ながらその日は Brooklyn Half Marathon と同じ日なので、おそらく Hackathon 自体には参加しませんが、デモは見に行きますのでもし行かれる方は是非 @beatak まで声をかけていただければ!
日時
2011年 5月 21日 土曜日午後から 5月 22日 日曜日の午前中まで

Written by beatak

2011/04/29 at 08:10

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